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ジャイロ最期の戦い!?「STEEL BALL RUN (スティール・ボール・ラン)」21巻 感想 



今回も展開が超熱かった!あとこのSBR21巻の背表紙に近代的なつり橋が描かれていたけどこれ何なんだろうか。


冒頭は大統領のスタンドD4Cの次元を移動する能力の説明があった。次元を移動できるのはD4Cと「重力」で、重力が移動できなければ人間としても形や心の力のつながりを保てなくてバラバラに崩壊してしまうそうだ。

だからD4Sを倒せる力があるとすれば、それは重力であるそうだ。ということは、ジョニィやジャイロが目指す騎兵の回転は重力の力なんだろうね。

話は左手首を切断されて今にも大統領に止め刺されそうなジョニィへ。

光から腕を出して攻撃しようとする大統領だが、そのとき光が引っ張られて大統領の攻撃は失敗した。

なぜ光が引っ張られたかと言うと、スティーブン・スティールが意識を取り戻しルーシーを列車外へ運んでいた。

スティーブンも男を見せたな。愛するルーシーのために恐ろしい大統領に刃向うなんてかっこいいじゃないか。

ルーシーは大統領から離れれば呼吸もし遺体化も止まるからジャイロに馬で運んでくれと頼んだ。

まんまとルーシーを連れて行かれた大統領はスティーブンに歩み寄り傷口に指を突っ込みグリグリと痛そうなことをしていた。そうとう悔しかったのだろう。

しかし大統領はスティーブンを殺さない。ルーシーと約束したから。

神聖な遺体と化したルーシーだし、そんなルーシーとの約束を破ったら縁起が悪いとでも思っているのだろうか。あるいは大統領として約束(マニフェスト)を破ることは上に立つ人間としてダメと思っているのかもしれない。

しかしムカついたからと痛みだけはたっぷりと味あわせていた。大統領おちゃめだ。

ジョニィは手首の傷が心臓に接近していたためその傷をタスクの穴の移動で樹に移していた。穴を合わせて移動させるなんて便利な能力だ。

ルーシーを連れて逃げるジャイロを眺めながらジョニィはジャイロの鉄球を披露。そこには大統領の左耳がへばりついていた。

ジャイロの黄金の回転は半分だけだが成功していた!希望が見えてきた!

間のページにD4Cの能力の説明があった。ルーシーの遺体の力で光の中へ入れるようになった大統領のD4Cは『D4C-ラブトレイン-』という名前らしい。

アイテム(矢・遺体)による強化はゴールドエクスペリエンス・レクイエムみたいな感じだろうか。


ジャイロは馬にルーシーを乗せ迫ってくる大西洋へと向かった。ルーシーから出ている光のラインに引き寄せられるためジャイロは背水の陣になっていた。

しかしこれはジャイロの作戦で大統領が違う次元に逃げても正面以外から来れば周りが海で溺れてしまうことを狙っていた。

扉を開けたらそこは海中だったとなればさすがの大統領も終わりだ。

正面の光のラインから迫ってくる大統領はジャイロが未だに馬に乗っている事を、自分の左耳がないことに気付いた。

焦って動揺する大統領に向かって黄金長方形のフォームで馬を走らせ接近するジャイロ。

大統領は取り合えず波に挟まれて隣の世界へ逃げ何人か増援を連れてきた。増援は海中に居たが、息ができなからそう長くは居れないだろう。ここはジャイロの作戦勝ちと言っていいのかな。

大統領が「「一手」見誤った者の敗北」どうのこうのというセリフは何だか懐かしかった。6部でプッチ神父も言ってたっけなぁ…

どの大統領が本体かという問題があったが、耳のない大統領が本体だとジョニィが叫んだ。しかしそう叫ぶのも計算の内で大統領はすでに身体を代えていた。

ジャイロは冷静に光のライン上にいる大統領が本物と見極め黄金の回転をさせた鉄球を投げ見事D4Cに命中!!!

D4Cがどんどん崩れていってすごかった!これが重力の力なんだろう。

さらに鉄球の軌跡の線から某著作権ネズミのような耳を持ったスタンドのようなヴィジョンが現れ大統領を攻撃!

D4Cの左半身を攻撃した黄金回転君の能力でD4Cの左半身の縫い目はほどけボロボロになった。そして本体である大統領も左半身の頭髪が抜け落ち老化しておじいさんになっていた。

重力の力すげー!!!

ここでこの黄金回転の化身の説明がおまけページあった。

名前は『ボール・ブレイカー』でどうやらスタンドではなく技術みたいだ。

スタンドはスタンドでしか倒せないはずだけど、それに匹敵するくらいのエネルギーを持っているようだ。

精神のエネルギーではなく、黄金長方形による馬の走行と黄金長方形による無限の回転のエネルギーの形がこの「ボール・ブレイカー」。

この「鉄球」投球技術は次元の壁を突き抜けるそうだ。技術の力で次元を超えるなんて超強そうじゃん。


左半身がボロボロでもまだピンピンしている大統領は再びジャイロと激突。

その前にジャイロはジョニィに語り始めた。



『LESSON5』『一番の近道は遠回りだった』『遠回りこそが俺の最短の近道』

お前がいたからその道を渡って来れた




突然こんなことを語りだしてこれって…

ジャイロはギャル ギャル ギャルと再びボール・ブレイカーを出現させ大統領を攻撃。

しかしボール・ブレイカーは大統領の前髪を掴むもそれ以上手が届かなかった。ボール・ブレイカー君が必死に大統領に手を伸ばしているのはジャイロの必死の思いの表れだろう。

大統領は右半身も老化するが、ピンピンしていて見た目のみが老化したようだった。

ジャイロが投げた鉄球は偶然光のラインを通過していたため少しだけ削られ世界のどこかに飛ばされ楕円球になっていたそうだ。

これにより黄金の回転は不完全で大統領を倒すまでには至らなかった…

どうやら削られたのは一回目の攻撃のときのようだね。黄金の回転を大統領に投げるも直前で光のラインで削られ左半身しか老化できなかった。

そして戻ってきた鉄球を触ってジャイロもそれに気付き、ジョニィに『LESSON5』を語ったようだ。二発目も鉄球は楕円球のままだから同じく右半身しか老化できず致命傷には至らなかった。おまけに大統領に反撃され逆に致命傷を負ってしまったと。

1発目は黄金の回転なら次元の壁を超えれたはずだから完璧ではなかったのかもしれないな。

ジャイロは鉄球を回収するもそのまま落馬し海に飲まれていった…

その一部始終を見ていたジョニィの脳裏にはジャイロとの思い出が走馬灯のように巡っていた。

汗をダラダラを流し涙も滲ませるジョニィ。ジャイロの死を悲しんでいる暇は無さそうだ。

今ジョニィはどういう心境だろう。恐怖か悲しみか。

ジョニィに残されているのジャイロのもう一つの鉄球。これは真円球なはず。そして自らのスタンドのタスク。

ジョニィも黄金の回転で鉄球を投げるのか、それとも黄金の回転でタスクを放つのか次回がすごく気になる!

個人的な評価
★★★★★

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