暁月 あきら 西尾 維新
集英社 (2010-02-04)
10歳で飛び級して高校2年である風紀委員
雲仙冥利の登場でこの漫画もバトル漫画へ変貌。西尾維新先生の小説「傷物語」や「刀語」でもバトルがあるしバトル漫画化も悲観するほどのことではないかも。
めだかボックスがバトル漫画化したあと、小説で傷物語そしてアニメで刀語を見たがバトルもなかなか面白かった。これらを見ているとめだかボックスでのバトルも期待できる。
生徒会メンバーの服装の乱れが発端で、雲仙はめだかと全面対決。ダンプにはねられてもへっちゃらな制服「白虎(スノーホワイト)」Sサイズ8定価750万円を装備し火薬玉やスーパーボールを使い攻撃してくる雲仙に対し、めだかはバーサーカー状態の「乱神モード」で対抗。
強力なワイヤーでめだかの動きを止め、胸を揉む雲仙は
うらやmけしからん!万死に値する!
しかしワイヤーで身動きが取れなくても校舎を引きずりながら向かってくるめだかを見ると、ゾッとする…
凄まじい形相で雲仙に止めを刺そうとするめだかを善吉たち生徒会メンバーみんなで止めるシーンは良かった。
雲仙とのバトル後、不知火の爺さんで箱庭学園理事長
不知火袴による『
フラスコ計画』なる計画が明らかになる。めだかや雲仙など十三組の異常(アブノーマル)その中でさらに選びぬかれた『十三組の十三人』を使っての何やら怪しい計画だ。
この計画に参加できる『十三組の十三人』の一人雲仙が敗北したことで参加枠が一つ空きその空きを狙って、雲仙を倒しためだかの首を手土産にしようとする十三組の連中がめだかを襲ってきた。
その中の一人雲仙冥利の姉で独自に開発した数字言語を話す
雲仙冥加が最初にめだかに襲い掛かった。
雲仙冥利が生徒会と戦った理由は服装の乱れだが、冥加もメイド服みたいな服を着ていて生徒会以上に乱れている。まずは自分の姉を更生させるべきだろ。
冥加の攻撃は重さ100Kgの鉄球を投げつけるというどこにそんなパワーがと思うような攻撃。しかしめだかは避ける理由がないから避けず直撃しふらふらに。この鉄球が黄金の回転をしていたらめだかの命はなかっただろう。
ひたすら攻撃をうけるめだかを助けたの柔道部の反側王
鍋島猫美!!!
三年生からの声援もかなりのものだった。その人気にふてくされるめだかが可愛いw
三年の校舎で起きた喧嘩は全部猫美が買うということで猫美と冥加のバトルが勃発。猫美は冥加と違い十三組でないただのスポーツ特待生で一般人だがこのバトルはすごく面白かった。
柔道部なのに初手は顔面パンチww
呆然とする冥加は鉄球を捨てドラゴンボールの悟空が道着を脱いだかのようにスピードアップし猫美を気絶させる。しかしそれは猫美のやられた振りでただの狸寝入り。
近づいてきた冥加の隙をついて一本背負い。さらにふらついている冥加に間髪いれず裏投げで勝利。
冥加は「354…3546735462654!!(この…この卑怯者があああ!!)」と叫んでいた。
見物していた水泳部の屋久島は冥加が数字言語で「卑怯者」と叫んでいると予想し敵中させていた。鍋島と戦った人は皆そう言うらしい。
弱い者が戦略で強い者に勝つ今回の猫美と冥加の戦いは熱かった!3巻でも最も面白かった!
戦闘後猫美はめだかに戦わなかったことで校舎が壊れたり怪我人が出た。守れるはずのものを守れなかった。と諭した。
この言葉でめだかは吹っ切れ全盛期の戻るべく兄貴を訪ねることに。途中十三組が3人ほど襲い掛かってきたがめだかが通り過ぎる頃には吹っ飛んでいた。時でも止めたかのような出来事だ。
そのころ善吉の前には『十三組の十三人』の一人
都城王土と行橋が現れていた。王土の能力は「言葉の重み」で「平伏せ」と命令すれば身体が勝手に動くというよくわからんが強力な催眠術のような技だった。
善吉のピンチにめだかちゃんが久しぶりに王土のポーズ真似しながら登場。
しかし王土の目的はめだかを妻にすることだった。王土に告白されてめだかは顔がにやけるw
最後にはめだかの兄元十三組
黒神真黒が登場。予告にもあるようにこいつはとんだシスコンだ…
おまけ四コマ漫画には喜界島が水着サンタ姿になっているので注目。
今回カバーをめくると雲仙と呼子が混浴していた。10歳はまだ女風呂入れるのか…
裏表紙は雲仙冥加の入浴シーン。「0441…」は「いい湯だな…」とでも言っているのだろうか。しかし風呂にまで鉄球持ち込んでるのはなぜ?
音声付で漫画が読めるVOMICで「めだかボックス」が3月に配信決定だそうだ。
キャストは
めだか/豊口めぐみ
善吉/神谷浩史
不知火/加藤英美里
配信期待!
個人的な評価★★★★☆
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