水無月 すう
角川書店(角川グループパブリッシング)
最初の水着回やアストレアとニンフがイカロスのスイカを食べてしまう話はほのぼのとしていてよかった。そして智樹はまた家が無くなった…災難すぎだね…
シナプスを数十秒単位でダイブして追手を挑発し続ける守形は、ニンフが偽智樹に連れて行かれたため追い詰めれるがエンジェロイドの製作者であるあの夢の少女が助けてくれた。話がわかるやつとの始めて接触だ。しかし会話シーンが今回ほとんど描かれておらず残念。
それでニンフを連れ出した偽智樹の正体は第二世代エンジェロイドタイプε(イプシロン)カオスであった。ニンフはカオスに攻撃するも通じずピンチに。カオスの攻撃方法が智樹やその友人たちの姿に化けニンフを罵る精神攻撃だったのが笑ったw
やばい状況のニンフを助けに来たのが我らがイカロス。しかしカオスは智樹に化けイカロスに自分をマスターだと認識させ支配下に置いた。これは賢い手だ。
カオス智樹の「ニンフを壊せ」という命令にイカロスが逆らってニンフを逃がしたのは良かったが、自分を破壊しろという命令には従うのね。マスターの命令を破るのはよっぽどのことなんだろう。
逃げ切ったニンフは食料調達中のアストレアに出会いイカロスを助けてを頼んだ。だがアストレアにマスターからニンフを壊せとの命令が…鬼畜だ…
しかしここで智樹が登場したのがよかった。智樹に抱きつくニンフが可愛かった。
アストレアはマスターからの別の命令、カオスが遊んでいるから変わりにイカロスを破壊しろを受け飛んで行った。
ボロボロのイカロスの前に現れたアストレアは智樹の言葉で葛藤し自分で契約の鎖を引きちぎった。ただのアホの子だと思っていたけど智樹のことが好きになり自分の意思で行動したアストレアが7巻最大の見どころだったと思う。
接近戦ではイカロス以上らしいアストレアとカオスのバトル。次回期待だ。今まで戦おうとしても何かに躓いてまともに戦ったことないし登場後初めていいところを見せるかも。
個人的な評価★★★★★
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