ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・Dの悪霊的失恋 2 (ジャンプコミックス)
ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・Dの悪霊的失恋 2巻 感想です。
ホル・ホースと仗助はペットサウンズのスタンド能力を考察して対策会議を実施していた。まだこの二人のコンビには違和感を感じるが一度はDIOを裏切ろうとした覚悟を持つホル・ホースだけあって頼りになる。やるときにはやる男。

対策を考えた上で地下街での戦闘に持ち込んだが、ペットサウンズの方が一枚上手で独裁者による暴動鎮圧の記憶を再現され多数の一般人を巻き込んで大ピンチに陥ってしまう。
だが仗助もホル・ホースもこの呪縛から自力で脱出。抜け出す条件は恐怖を乗り越えることかな?DIOも昔そんなこと言っていたし。
ホル・ホースによってペットサウンズを撃破。

ペットサウンズを操っていたと思われる人間も仗助の追跡により発見。
血痕を手掛かりに仗助たちが追ってきていると考え罠を張っていた敵だったが、実はライフルの破片の修復での追跡で終わりを迎える敵さんは爽快だった!アニメなら処刑用BGMが流れてるだろう。

これで事件は一件落着と思ったら新キャラが登場。
「
仮頼谷一樹」
おかっぱ頭の若い警官だが、どうやら祖父はDIOの部下の吸血鬼っぽい雰囲気。

その祖父に悪の英才教育を受けたようですっかり曲がって成長してしまったようだった。
仮頼谷はボインゴのマンガ本と生存していたペットサウンズを手に入れ凶悪な状態になってしまった。こいつが本当のラスボスなんだろうかね。

駆け付けた仗助にはボインゴもろともDIOに始末された男の記憶の再現をお見舞いされ絶対絶命に。

再現攻撃は再現だから対処不可。6部のアンダー・ワールドと同じような感じっぽい。
DIOが操るペット・ショップの攻撃を受けてしまった仗助は一見致命傷だがどうなるかというところで次回に続くッ!
4部本編では比較的薄かったDIO要素だが、このスピンオフではいつの時代になってもDIOの恐怖の呪縛が根強く残っているんだなと感じさせてくれた。
あと、仮頼谷が事件を起こそうとしている中、吉良吉影も静かに暮らしていると考えると杜王町は現在恐怖の街だ。
個人的な評価★★★★☆
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