よつばと!(15) (電撃コミックス)よつばと! 15巻 感想です。
2年10ヶ月ぶりのよつばと!新刊。
現実世界と違って平穏で、この寒い日に暖かいココアを飲んだかのようなほっとする感じはやっぱりたまらない。帯の「普通という奇跡」というキャッチコピーも身に染みる。
自分自身大人になってしまったが、よつばの姿を見ていると確かに子供のころはそうだったなぁと懐かしく思う。

石拾いの話とか、そういえば自分も黄鉄鉱を見つけて金だと喜んでいたのを思い出し微笑ましい気持ちになった。綺麗な丸い石は好きだよな子どもは…
よつばが好きな飲み物が「ミロ」ってところも良かった。ミロは確かに好きだった。あまり買ってもらえない貴重なジュースでシンパシーを感じた。ミロを選ぶところが絶妙だ。この漫画。
しかし今回最も良エピソードはランドセルを買いに行く話。よつばももう間もなく小学生なのかと成長を感じるエピソードだった。

ランドセルを背負うよつばを見てとーちゃんが歩き始めたばかりの頃をのよつばを思い出し涙を流すシーンは込み上げてくるものがった。

そして突然泣いたとーちゃんを見てよつばが「とーちゃんはよつばがまもる」と言うシーンは止めで、長年読んでる作品ってのもあってとーちゃんと同じような感情を抱いてしまった。

刊行ペースが遅いのも悪くないと思えるエピソードだった。
個人的な評価★★★★★
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