淫らな邪教に巣喰うモノ(4) (電撃コミックスNEXT)
淫らな邪教に巣喰うモノ 4巻 感想です。
何だかいつもよりも表紙が厭らしい気がする…
さて前回は刃傷沙汰になったり、邪神が降臨したり激しい展開で終わった。
収拾がつかない状況に思われたが、主人公 亨が超常の力を発揮して怪我人を治療してみせあっさり場を収まったのだった。さながらSW EP9のレイのようだった。
しかし治療に力を使ったため隷属させていた少女のギアスが解けてしまった。

一度操られたこいつとの関係が今後物語の鍵になるのかな…?
部屋に戻った4人だったがキリオ少年だけは行方不明のままだった。雰囲気的に敵の超常的存在の犠牲になったか、終盤闇の力を手にして再登場というところだろう。
キリオが行方不明となったことで、亨たちは連帯責任で再教育というものを受けることになってしまった。
ちょっとした地獄らしいが拷問を担当するのは見た目は中学生程度の兄妹。名前はまるでゲゲルを始める怪人のようだ。

見た目は幼いが実年齢は人間の寿命を軽く超えているようで、その昔佐戸喰い様に代償を捧げてSSRを引いた眷属と呼ばれる存在だそうだ。
拷問されそうだというのに、亨はまるでゲームをやっているかのように緊張感が無く、Mなのか頭がおかしいのか極度の緊張状態で現実逃避してしまっているのかわからなかった。

気のせいか、この4巻からいきなり亨がおかしくなった気がする。
肝心の拷問はお察しの通り快楽的なものだったw 超常的な力で手で直接快楽を感じる神経を刺激するというものw

教団幹部たちはこれによって知ってることを吐くと踏んでいたらしいw
でも亨はギアスの力をこの妹の方に使用。能力が通じはしなかったが、その力を見た兄妹は亨のことを佐戸喰様の力の器だと崇めるようになり、自らの意志で隷属するようになった。これは脱出もできるレベルで心強い。

なのに、ゲーム脳のせいか碌なことを考えずだいぶ心配な展開だった…
その頃姉の方は亨を助けるために伊藤浄導師の部屋に忍び込み、ペンで眼球を狙う奇襲をしていた。
しかし伊藤の身体のほとんどは既に人間ではなく、佐戸喰様に捧げた代用物でできていた。肉眼へのダメージも無効。
で、この姉弟の両親がこの教団の大幹部だったころ捧げたのが母体の中の子供で、その代わりに得たものが、今のこの姉弟だった… だからこの姉弟は人間ではない可能性があるのかな。
そして伊藤は忍び込んだ姉に無理やり子供のを作る行為を迫ろうとしていた…

新たな力で遠隔視認能力を得た弟はロリコンの魔の手から姉を守ることができるのかというところで次回に続く。
姉のトイレシーンを見たがる主人公含めて登場人物が狂ってくるのは前作同様なのかな?せめて姉くらいは最後までまともであってほしい。
個人的な評価★★★★☆
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