かきふらい
芳文社 (2020-02-27)
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けいおん! Shuffle 1巻 感想です。
新たな主人公を携えて再び けいおん!の世界を楽しむことができるのは望外の僥倖に他ならない。
けいおん! highschool でも2012年の作品だから8年ぶりだ。おまけページのガラケーとスマホネタで否応も無く時代の移り変わりを感じさせてくる。

主人公の「
佐久間 紫」は姉の通う“桜が丘高校”の文化祭に友達の「
清水 楓」と共に遊びにやってきて、そこでたまたま見たバンド演奏の迫力と青色のストライプに感銘を受けたのだった。

衣装的に唯たちが1年生のときの演奏だから同級生ということだね!
紫は唯っぽい雰囲気ながら行動力があって勉強もスポーツもできる万能キャラ。一方の楓は紫が居ないと朝も起きれないしテストも乗り越えられない憂に対する唯のようなキャラだった。
見た目がふわっとしている紫とクールで背も高い楓は周りから逆の印象を持たれていて、そこが面白かった。

自分たちも桜が丘高校軽音部のようなバンドをやりたいということで、教室で席が前後の関係という理由で「
澤部 真帆」も一緒に3人で軽音同好会に訪れた。
ちなみに、真帆は人気9人組スクールアイドルの誰かにルックスが似ている気がする。

訪れた軽音同好会は先輩が一人だけ在籍する窓際同好会だった。この規模だから部ではなく同好会。

優しくて楽器に詳しい先輩の名前は「
佐藤莉子」 こっちがリコちゃんだった。
物語はまずは担当楽器とその調達から!
紫がドラムで、楓はベース、そして真帆はギター。キーボードは無し。

真帆は澪を彷彿とさせるような真面目な性格で、自分の演奏が下手なことで皆に迷惑をかけるのではと悩んだり良い子だった。けっこう某桜内さにも性格的に近い印象。
紫たちのバンドは練習する曲として桜が丘高校のバンドが演奏していた謎の曲を選んだのだが、バンド名も曲名もわからない。
そこで紫は姉の桜が丘高校の制服を借りて桜が丘高校に潜入調査することになった!
桜が丘高校では先生に話しかけられドキッとする展開があったり、音楽室でお菓子を食べてるお料理部(?)らしい部活は見つけるもあのバンドについて情報を得ることはできなかったw おしい!

ちょっとした場面だけどとりあえず新規絵で唯たちが描かれているのが嬉しい。
何の成果も得られなかった紫だが姉が澪ちゃんファンクラブの伝手で音源CDを手に入れてくれていた!
そのCD「ふわふわ時間(タイム)」から耳コピでパート別楽譜を即興で作り上げた莉子先輩もすごかった!莉子先輩は唯レベルの天才かな。
紫たちは放課後ティータイムのメンバーとは違い全員初心者でまだまだ楽器の扱いもままならない状態。でもいつか紫たちバージョンで「ふわふわ時間」を聞きたい。
莉子先輩は紫たちとはバンドは組まず、海外留学から同じ軽音同好会の「
岩崎しなの」が帰ってくるのを一人待っていた。

この二人もゆるゆりな感じで良かった。
こうして軽音同好会のメンバーも揃い本格的にバンドとしての練習が始まった。
主人公は違っても けいおん!らしいゆるい空気が漂う軽音活動がこれからも楽しみだし、令和の時代もけいおん!を堪能したい!アニメ化まだかな~♪
個人的な評価★★★★★
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