バラ

マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

やっぱり 面白!!… ジャンプSQ. 2020年3月号 特別読切「DEATH NOTE デスノート」 感想 

ジャンプSQ. 2020年3月号
集英社 (2020-02-04)


ジャンプSQ. 2020年3月号掲載の「デスノート」新作読切の感想です!

デスノートの新作読切は12年ぶりらしい。前の読切の掲載がそんなに前だったのかと月日の経過の早さに驚いてしまう。

今回の読切は昨年夏ごろネーム状態で少年ジャンプ+に掲載されたものの完全版。ネームの状態と完成原稿ではやっぱり迫力が違って面白さが数段違ってくるね!


さて物語はリンゴが食べたくなったリュークが三度デスノートを地上に持ってくるお話w

DSC_1865.jpg

今回デスノートを手にしたのは知能テストで3年連続1位を獲得している“日本一頭のいい”中学生『田中実

リュークに直接目を付けられノートを面白く使ってくれることを期待され託された傑物。夜神月に負けず劣らず天才キャラだ!

物語中の時代も現代に即していて、夜神月(キラ)が死亡した後の世界がどうなったのか語られているのもとても興味深い。

キラは歴史上の人物として教科書に載っていて神と崇める人もたくさんいるらしいから、新世界の神になるという夢は死後叶ったようだ。

それと現代では監視カメラがあるからFBIは殺せないとか、ネットを使うとバレるといった考察もあって、月がキラとして活躍したのも10年以上昔なのかとしみじみ思った。


実少年はノートのルールについていくつか確認したのち、2年後に再び現れるようリュークに言付けてノートを廻る頭脳戦は2年後の成長した実が主人公として始まる。

実のノートの使い方とはノートを売却すること。凡人ならデスノートの使い道なんて殺人一択なのに、序盤から驚かせる展開で面白すぎた!

DSC_1870.jpg

売却はオークションをすることを計画したが、Twitterのハッシュタグでそれを募集するのも現代のデスノートっていう感じで面白かった。月の時代には無かった代物だし。

DSC_1871.jpg

成長したニアも登場。

この事態を慎重に見極めながら押さえるならノート引き渡し時しかないけど、そしたら記憶は消えると今回の「aキラ」のやり方を評価していた。実が月みたいな思想を持っていたら危なかっただろう…

DSC_1873.jpg

Twitterのハッシュタグを使ったオークションも松田がメディアに乱入するなど昔と変わらない行動をしたのもあってヒートアップ。実の指示で国家がメディアを通じて購入額を発表するまでに至っていた。

DSC_1876.jpg

そして最終的にアメリカに10,000,000,000,000ドルで売ることを決定。日本円にして約1,000兆円。こんな額をどうやって安全にもらうのかそれが気になる展開!

だがそのやり方も天才的で「3日以内にヨツバ銀行の口座を持つ東京在住の60歳以下の人に等分に振り込む」というもの!

DSC_1878.jpg

よくこんなやり方を思いつくものだとため息が出る面白さだった。そうだよ、こんなデスノートが読みたかったんだよ!

対象者は100万人くらいらしく、3日で実を特定するのは不可能。60歳以下というのが絶妙のようだったw 貰える額は一人あたり10億円くらいで十分。

ニアも負けを認める今回のノート所有者大勝利な展開で、少年誌の倫理的にいいの?と思っちゃうほど順風満帆w

DSC_1879.jpg

所有権を放棄した実のノートはリュークを通じてきちんとアメリカ大統領に届けられた。

しかしこの短期間に人間界でのノートの売買を禁じるルールが新設されていた。

DSC_1881.jpg

大統領は受け取りを拒否して死亡することは無かったが、実はお金を受け取ってしまった…

リュークとの別れ際に二度と目の前に現れないでくれと約束してしまったがためにルールを知ることができずに… 理不尽だけどこれは仕方ない…・

DSC_1882.jpg

デスノートは殺人兵器として使わなくてもこんな使い方でも不幸になるというデスノートらしい落ちで総じて最高に面白かった。プラチナエンドよりも面白いと思っている。

デスノートは新たな主人公を携えて連載として復活してほしい。るろ剣だって復活連載したわけだし。

今回のデスノートの読切ほんと面白かった!ファンは絶対読むべきだと思う!

関連記事


下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!

にほんブログ村 漫画ブログへランキング
[ 2020/02/03 00:00 ] 雑記 | TB(0) | コメント(3)
私も読みました。やっぱ面白いですね。2006年、2007年、2008年当時はらき☆すた、ハルヒ、ひぐらしなどと並ぶ作品だったので。一言で言えばデスノートを転売しようとする奴は死あるのみ。

死を操れる力に手を出した奴は「終まいまで殺れ!」とかどこの釜爺ですかwwww 10年後の実写映画では6冊ノートでドラゴンボールと仮面ライダー龍騎を思わせる設定で大王の玉座合戦を兼ねたノート争奪戦で人間を翻弄とか、とにかく理不尽を強いりましたね。
[ 2020/02/27 18:34 ] [ 編集 ]
とても面白かったのでこの号のSQは保存します。
今回は後付けルールで終わるというほんと理不尽な展開でしたw
[ 2020/02/29 20:45 ] [ 編集 ]
キラの存在が伝説になり、実が、ニアに勝利して、ニアは死んだ。実も、死んだ。その時から、殺人鬼に活躍することが、ワクワクしなくなった。ニアと実の因果が断ち切ったから、キラが大量殺人をする事に、ワクワクしなくなった。ニアが、魅力的なキャラに見えて来ただろうな。キラは、この世界の歪みを終わらせた。コードギアスの物語でも、シャルルやシュナイゼルを倒して、ゼロレクイエムが達成してから、革命劇にワクワクしなくなった。ニアが死んで、Lやメロやニアの存在が、魅力的になれて来た。コナンも、復讐という殺人鬼と言っていたけど、本当は、復讐が悪とは言っていない。誰かが、歪める限り、殺人鬼はまた現れる。だから、知らない方が、世の中の為になる。デスノートも、キラが存在が伝説になって、ニアに勝利して、その時から、殺しにワクワクしなくなったからな。
[ 2021/07/21 19:40 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

じゃいろぺりん

管理人:じゃいろぺりん
自己紹介:好きな漫画は ジョジョの奇妙な冒険 や よつばと!、デスノート など。欲しいものは文章力。

最近コメント返信できなくてごめんなさい。

地方在住のため書籍の入手が発売日より1~2日遅れるのが不利。

初めての方はこのブログの説明書をどうぞ。

相互リンクも募集中です。詳しくはコチラを見てください。

ブログランキング参加中。
せっ…せっ…押せっ!ざわ…ざわ…
にほんブログ村 漫画ブログへランキング

twitter始めました。

カテゴリ
ブログ内検索
アニメBlu-ray/DVDランキング
ホビーランキング
ゲームランキング
コミックス,ラノベランキング
コミックスランキング


ラノベランキング