マイナビ出版 (2018-12-12)
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本間博 著 妙手に俗手、駒余りもあり!実戦詰め筋事典 レビューです。
将棋の詰将棋の本として一番に浮かんでくるのはハンドブックシリーズで、もし人に勧めるなら俺もハンドブックシリーズを挙げるだろう。
しかしハンドブックシリーズをすでに持っている人には次にこの本をおすすめしたい。
この本に載っている詰将棋は普通の詰将棋と異なって実戦的!
取った駒は余ることがあるし、詰筋には関係ない駒が盤上にあることもある。
だって実際の将棋の対局はそれが普通だから!
取った駒を使うのか使わないのか、ここに居る駒は詰みに関係するのか無いのか、通常の詰将棋では考えないところまで考えて相手玉を詰ます詰将棋は棋力アップに大きく貢献することだろう。
また問題の並びは手数順ではなく難易度順になっている。特に何手詰などと書かれていないので、何手で詰むか読者にはわからいのもハンドブックシリーズに慣れている人には良い刺激となるだろう。
しかもだよ、これKindle版もあるんだよ。ハンドブックシリーズには無いKindle版が。
つまりKindleアプリでスマホで読めるからお手軽に読むことができる!これがめちゃくちゃ大きな利点!
普段電車に乗る人ならスマホ版詰パラではなくこちらを解く選択肢ができたというのは嬉しいのではないだろうか。
難易度も優しいものから難しいものまで収録されていて、弱い人から強い人まで楽しめるものとなっている。
名著と言って過言ではないだろう。
強くお勧めした一冊だ。
個人的な評価★★★★☆
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