本日から公開の映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」 Ⅱ.lost butterfly』を舞台挨拶ライブビューイング付きで見てきました。


上映前の舞台挨拶でハードル上げすぎだろと思ったけど、言うだけのことはあるクオリティで驚いた。
ただの爆発でさえ超作画。映像がすごすぎてストーリーに集中できないくらいだった。
セイバーオルタとバーサーカーの戦闘シーンは全てのアニメ作品の戦闘シーンを含めても最高クラスの作画だろう。いったいどれだけの労力を割いたのかBD特典あたりで解説してほしいレベル。
そしてサーヴァントたちがかっこよかった。
十二の試練で何度も立ち上がりセイバーオルタに立ち向かうバーサーカーは狂化しても大英霊ヘラクレスで、イリヤの応援で戦う姿には父性を感じたw
アサシンと戦うアーチャーは、中学二年生でなくても憧れそうだった。彼は全てのルートでいい活躍をするね。
あの攻撃に熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)を使ったあと、士郎を助けるために衛宮に戻って最後に凛を遠坂と呼び腕を移植するところは今回メインキャラでないにも関わらず感動シーンを演出してくれた。
ライダーは食事シーンが貴重なほのぼのシーンで良かったと思うw
ストーリーの方はこれどう最後決着が付くのかとても気になる。ハッピーエンドはあるのだろうかと。
だんだん黒くなってくる桜が怖かったし、綺礼は自分には勝てないから大丈夫と軽視して疑わしかったけど、その後のシーンでギルガメッシュを瞬殺して唖然とした…
サーヴァントである以上桜の相手をするのは不利なのかもしれないが。
桜は他にもいいシーンがいっぱいあった。
「処女じゃない」発言もそうだし、士郎をアインツベルンの城に送り出した後、廊下で倒れてそのまま自分を慰めたりするし、夜這いして士郎もそれを受け入れるし。丁寧にそんなシーンも映像化されていた。フィルムがぜひ欲しい。
士郎の指を舐めるシーンも当然ながら超作画だった。
イリヤがタイガの話から切嗣が家族を捨てたわけでもなく会おうとしていたことを知ったのは救われた気分。これをフラグに何か活躍してくれると嬉しい。
最終章の公開は2020年春。先が遠い。
アーチャーの腕を移植し、桜だけの正義の味方になると誓った士郎の活躍が楽しみだ。待ち遠しいからどこかでネタバレを見てしまいそうだ。
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まあ、アーチャーは実質「もう一人の主人公」ですからね
ちなみに彼はイリヤの素性も知ってます
乱暴な召喚で記憶が混乱というのは本当ですが、自分の真名や目的は最初から覚えてましたし凛の事は召喚された翌日の自己紹介で「遠坂凜」という名前を聞いた瞬間に思い出してます
>だんだん黒くなってくる桜が怖かったし、綺礼は自分には勝てないから大丈夫と軽視して疑わしかったけど、その後のシーンでギルガメッシュを瞬殺して唖然とした…
この辺がややこしいんですが、町の人たちやギルを含むサーヴァントたちを食ってた「影」は桜ではなく桜を依り代にした「この世全ての悪(アンリマユ)」の末端です
臓硯が言うところの「聖杯の中にいるモノ」ですね
第1章の時点では桜の「影」を使い桜が眠ってる時や理性が弱くなってる時に出てきて暴れてたわけですが、第2章でバーサーカーを食った事でついに桜の体を乗っ取って行動できるようになりました
桜自身は眠ったまま、あのメルヘンな夢を見てた状態です
また桜は「この世全ての悪」の影響で、気を抜くと悪心が引き出される状態です
「先輩が怪我をすればもう外に出て行かないかも」というヤンデレ思考も悪心を引き出された事によるモノです
そして臓硯の罠で慎二を殺害するハメになった事で、ついに桜の理性が崩壊、桜の悪心と「この世全ての悪」が融合してラストの姿、通称「黒桜」になりました
臓硯としては士郎が桜を殺そうとして返り討ちに遭うのが理想だったそうで、ホントに腐ってます