佐藤健太郎
秋田書店 (2018-11-08)
売り上げランキング: 1,272
魔法少女サイト 12巻 感想です。
仲間たちの大きな犠牲を払い何とか生き延びた魔法少女たちだったが、ステッキの乱用で彩の命は風前の灯となっていた。
しかしこの超危機的状況のため、打倒サイト管理人に向けて仲間たちの結束は固く残りの寿命も仲間たちでシェアして一蓮托生となっていた。

そんな記憶の共有をした花夜とさくらが正式に仲間として迎えられたところから今回はスタート。
サイト管理人同士の関係もこじれてきて、初期から登場している漆が始末されそうながらも他の管理人二人相手に後れを取らない強さで物語のキーパーソンとなっていた。

スピンオフの方で明らかになるが、漆が漆になった過程も特別な事情があってあっちの物語を読んでいると尚熱い。
魔法少女連合はサイト管理人にとっても目の上のたんこぶで、まずはその家族を狙うという非道な手段に打って出ていた。
さっそく被害が出てしまうも、裏切り者のアリスから時間を巻き戻すステッキを奪取し戦力は強化されたと言える。

彩やクソ兄貴の家にも管理人がやってきて、謎の不審者に親父が食って掛かってこれは死亡フラグかと思った。
しかしこの親父がパンツのステッキを装備していて、管理人を撃退したのは結構なギャグ展開。

兄貴が女児用パンツをはいているシーンでも相当だったのに、高齢者である親父が女児用パンツをはいている姿はさらにおそろしいものがあったw
しかも管理人を追い払ったのちにやったことは、重体の兄貴に勉強をさせることw

この兄貴にしてこの親父ありの奇抜なシーンだったww
寿命が尽きた魔法少女は黒い霧に包まれ管理人となる。しかし、その直前までは元の人格の意識があることが判明した。

今の漆にわずかでも元の人格があれば大きな勝機となりそうだ。
ここ最近犠牲者が多かったから、単純戦力で劣る魔法少女たちの反撃が楽しみであった。
個人的な評価★★★★☆
- 関連記事
-
下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!
