岡本 倫
講談社 (2018-07-06)
売り上げランキング: 99
パラレルパラダイス 4巻 感想です。
イルカの神様から<嫉妬深い神>はすでに死んでいると告げられたヨータたちが、20歳で死亡する呪いを解く手掛かりを失ってしまう。
こんな困った事態だが、ハナハナとの交流は性を介さないまともな交流で、数字という概念を教えたり掛け算を教えたりこの世界に交尾以外のやり方があったなんて何だか新鮮だった。

一方のルーミは交尾のことしか頭の中になくてヒロイン同士の賢さの違いを感じたw

また今回の黒幕らしき人物は女ではあるが、首にヒロインたち同様アザがあり、かつて男と交尾をした実績を持っていた。そして嫉妬深い神が生存しているような口ぶり。

浜辺でヨータが出会った少女はヨータと非処女たちしか姿を見ることができなかった。しかしそんな中でも少女の探し物に多くの人が協力してくれて、暖かいエピソードだった。

それなのにその探し物を黒幕が隠し持っているというのは残酷な展開。母を救うために重要なアイテムだというのに…
交尾シーンはギャグのレベルにまで昇華されているけど、残酷で惨い展開はそのままだった。

交尾を介さない清い交流を続けてきたハナハナだが、ヨータとティアが交尾しているところを偶然目撃してしまい発情してしまっていた。
やはりこの物語のヒロインは処女のままではいられない定のようだw
個人的な評価★★★★☆
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