水無月 すう
KADOKAWA (2018-06-26)
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プランダラ 10巻 感想です。
一先ずコメディパートをお送りできるくらいには落ち着いた状態となった一向。
リヒトーが逆レ〇プ状態でヒロインから場所を選ばず子作りをせがまれる状況が面白かった。

しかしそんな楽しい空気も束の間でリヒトーたちはオリジナルバロットを過半数集めるという新たな目標を立て行動を開始したのだった。
また冷徹なシュメルマンの愛情はどうやら本物で、その冷徹さには事情があるようだということも語られ株価が乱高下であったw

リヒトーたちが王都に潜入していたころ、新キャラも続々登場。
僅か9歳の国王は暴君のように見えたが、それはあえて愚王を演じていて国民や地上に残された人のためにあえて憎まれ役になっても構わないと考えるほどまともな味方キャラだった。

すばらしいロリ王だったけど、僅か数ページで裏切り者に暗殺されるという鬼畜のよな結末であった…
さすがこの作者だね。キレッキレな展開だ…
しかし復讐に燃えるアラン大尉はかっこよかった。

離人にオリジナルバロットを託し、息子に次の軍のとトップの座になれと託し、一人裏切り者の軍部へ立ち向かっていった。
死亡フラグだけど、燃え尽きるまでの戦闘シーンが見たいわ~
あと離人のパワーアップフラグも何気にうれしい情報。
かなり熱い展開の中、怒りのアラン大尉の前に立ちふさがったのはAクラスのみんなだった。

この様子だと味方ではなさそうだから、この作者はさらなるむごい展開を用意しているのかもしれない。そもそも彼らと再開することが目標でもあったわけだし。
離人の前にも時風がたぶん敵として現れ、どうやら300年の間にアビスで何が起きていたのかが語れるようだ。

息もつかせぬ怒涛の展開で毎回続きが楽しみになる物語だ。
個人的な評価★★★★☆
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