ムサヲ
講談社 (2018-04-09)
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恋と嘘 7巻 感想です。
延期に次ぐ延期でやっと発売された! 発売日に本屋に行って初めて延期を知る悲しみ。
厚労省の職員と主人公の周りの人たちの間に何かしらの関わりがあって、心の片隅にしこりがあるような居心地の悪さの中、ネジは美咲をデートに誘うことに成功していた。

厚労省と不審な関係がある人筆頭ではあるがこの喜び方に嘘は無いだろう。
しかしラブラブデートの最中、厚労省の職員を見かけて急に怯えだす美咲。劇中でも最も謎の多いキャラクターだとますます思った。色々心中がわからない。掴み所がない。

日課のようになっているディープキスは二人ともベテラン感があって、両想いなのは間違いなさそうなんだけどなぁ…

美咲は政府通知を受けることを表明し、ネジを驚かせた。

二人のヒロインがどちらもいい子で、互いに主人公のことを譲り合いをしているからだいぶややこしいね。莉々奈も今回再演算を申し込んでいてこのままでは主人公は独り身になってしまいそうだ…
主人公も美咲寄りとは言え莉々奈の存在も割り切れていないから二兎を追う者は一兎をも得ず状態になりそうで怖さがある。
また、美咲とのデートを目撃していた厚労省の職員のお姉さんからは美咲を選ぶことを全否定されてしまった。若くて優しいお姉さんだと思っていた人が全否定してくる絶望感。

ネジは美咲への気持ちは恋ではなくただの性欲で誰もいいんだろと自分が信じてきたものを全て否定されて、言い返せないまま心をバキバキに折られてしまった。

そんなネジを慰めて味方でいてくれたのは、雪が降る中自宅前で健気に帰宅を待っていてくれた莉々奈だった。こんなタイミングで莉々奈だった。
ヒロインたちとの関係は進まず状況のみがややこしくなってきて平穏な日常を過ごせる期間もそう長くはないのでは思える展開だた。
個人的な評価★★★★☆
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