濱田 浩輔
講談社 (2018-03-07)
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はねバド! 12巻 感想です。
アニメ化嬉しいね!綾乃の最初のゆるふわキャラから中盤の暗黒面に落ちてキャラが変わるところまでは見たいw
物語は三強と言われ優勝候補の益子と綾乃対決は時代が代わる対決だった。
綾乃も強いが益子は全国的に名前が通っているくらい強い選手。そんな相手に優位に試合を運んでいく戦いが面白かった。

この戦いに挑む益子も強すぎる故の孤独を味わってきた選手だが、それでも友達として応援してくれる人がいてどちらもがんばれって気持ちになった…

そして綾乃は三強の一角を撃破して勝利。どこの馬の骨かも知らない一年生の綾乃が優勝候補を倒したことで会場の空気が変わったのは新しい時代の幕開けのように感じた。
一方のなぎさも同じく三強の一角のコニーと対決中。
こちらも非常にいい勝負だった!なぎさの膝の怪我も問題な互いに全力勝負を見ることができた。
格上であるコニー相手に引けを取らないどころかリードまでして、しかも自信の弱点を試合中リアルタイムで克服する成長性までも見せて主人公の活躍だった。

これまで持っていなかった選球眼を得たなぎさに苦戦するコニーだが、それも束の間であっという間に成長したなぎさに対応してみせたコニーの実力もすさまじかった。お互いどんどん成長して、まったく女子高生は最高だぜ。

なぎさは次第にコニーに追いつかれてもメンタル面も強く観客を驚かせるスマッシュまで放ち会場までも味方につけている風だったw いいね王道主人公!

この勢いにコニーも驚くがそこには怪しげな笑みが浮かんでいた…

お互い1ゲームずつ勝ち第3試合で勝った方がベスト4進出。
このファイナルゲームもいい勝負をするかと思ったら試合はずっとコニーのターンだった…
コニーは常に余裕を保ち、なぎさの必殺技であるスマッシュまで披露してみせるほどであった。
ここまで破竹の勢いがあったなぎさが1点も得点できないまま試合は進み、絶対的劣勢でも涙をこらえながら日本一を目指す姿はこちらも泣きそうになった。

凡人が天才の壁に阻まれるのは辛いけど、このシーン好きだわ~
個人的な評価★★★★★
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