岡本 倫
講談社 (2017-11-17)
売り上げランキング: 107
パラレルパラダイス 2巻 感想です。
開き直っていると感じるくらいに変態的な物語は初っ端メインヒロインのルーミとのセクロスシーンからw
乱れまくりでキレッキレな描写で作者の個性を感じるシーンだった。この作品ではほんと攻めてるわ~ きっと日本以外の国じゃあ全年齢対象で販売できないだろうねw
処女を失ったことでルーミの首にはアザが出現して、これでどうやら成人する前に死亡してしまう呪いが解けたようだ。

そしてこんな二人を盗み見ていたむっつりなリリアも発情。

誰よりも交尾に興味津々ながらこの娘の場合、いつも最終的にお預けになるのが面白いw
ストーリー的にはこの女しか存在しない世界で人類の天敵のとしてカルという化物が登場した。
この化物は積極的にレ〇プを狙ってきて、カルに犯されると毒により死亡してしまうという恐ろしい存在だった。単純な筋力でも人間より勝っているっぽいのに下半身から毒殺してくるなんて凶悪w

ヨータとヒロインたち総出で燃料の採掘に出向くが道中でも当然のようにセクロスライフだった。
ヒロインたちのリーダー格でしっかりもののミサキとのやり取りはヨータの言葉攻めが鬼畜で面白かった。ヒロインたちが誰も男の快楽の前にはちょろくて可愛いw



最終的にヨータにべったりになり、自分のことを「ヨータと交尾をするために生まれてきた肉」と言い出したのは笑ったww
また、普段プライドが高いモモはヨータを拘束して逆に襲うという手段に出た。

こんな状況で相手も相手なのに、自分主体でモモを責めたヨータは少し前まで童貞だったとは思えないくらい経験豊富に見えたw
元々言葉攻めのセンスはあったんだろうなぁ。

これがきっと「悔しい…でも…」ってシチュエーションなんだろう。
世界の状況は緊迫してるのに、敵の設定や絶え間ないセクロスシーンのせいでいまいちシリアスな空気になれない雰囲気が独特で面白い物語だった。
でも極黒でエグい話を描いた作者だし、今ある設定だけでもこの作品でもそんな展開が待っているんのではという期待は高いと感じた。
個人的な評価★★★★☆
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