赤松 健
講談社 (2016-11-17)
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UQ HOLDER! 12巻 感想です。
物語の大半はラブコメ調にヒロイン三人が全裸で水上浮遊バイクレースに参加するという長閑な内容だった。

登場人物の服すぽんすぽんと脱げるところはネギま!らしいと感じた。
終盤から物語は一転。
ネギ!たちかつて世界を救った英雄が突然登場した。

ネギの放つ恐怖のオーラはキリヱたちに死を悟らせたような震えを与え、不死者でもここまで絶望的なことになってしまうのかとネギの悪の帝王っぽさに愕然とした。
表紙でもダークな色彩で描かれているのでどうしても悪者っぽさを感じてしまう。かつてのインフレ主人公だし。
ネギはくしゃみで観客を全裸にしたり懐かしい日常パートを始めたのもつかの間、自己紹介では「始まりの魔法使い」と名乗り、闇落ちしたような顔でエヴァンジェリンを誘惑したりもしていた。

ネギは意識があるのか、仲間たちはどういう思惑で動いているのかさっぱりわからない中、敵として現れたネギ一味に恐怖を感じる展開だった。
刀太たちUQホルダーはネギたちに戦いを挑むがやっぱりかつての主人公たち圧倒的に強い!ユエやノドカでさえ強敵。


戦いにフェイトが助っ人で現れたが、クウネルの力で刀太はネギの過去を知るための精神世界へ移動。あくまで過去編だがアスナの登場は懐かしい。

この過去編でネギが今に至るまでの理由があかされるのかな。
個人的な評価★★★★☆
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