仲谷鳰
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2016-04-26)
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やがて君になる 2巻 感想です。
一年生の侑に対して積極的な生徒会長の燈子。侑も燈子を受け入れていて女の子同士の親友以上の関係に引き続きドキドキニヤニヤする第二巻。
今回は生徒会室で二人っきりでキスしているところを同じく生徒会役員の男子「
槙」に見られてしまう。

ここまで槙くんがどんな青年なのか詳しくは描かれていないけど、好青年って雰囲気はるキャラクター。そんな彼が微笑を浮かべていたから、どう転ぶかわからない物語に心落ち着かない気持ちになった。
二人は槙に見られていたことに気づいてなかったが、槙の方から侑に見ていたことを告げたのだった。
ただ、槙は別に二人の関係を周りにバラす気はなく、ただこのように若干関わりながらも静観することを望んでいた。人の恋路を見守るのが趣味だそうだ。

侑の希望で燈子には見ていたことを秘密にすることになり、槙くんはまだ決めかねている侑にとって相談相手になるかもね。彼なら客観視してくれそうだし。
テスト勉強では燈子が侑に家に初訪問。好きな子の家で落ち着かなくなるところが可愛い先輩。

例の件で槙と侑が最近仲が良さそうに見えることで関係を心配するところも良かった。

そしてやっぱり凜としたキャラが急にしおらしく女の子らしいところを見せるギャップも溜まらんわ!

今回は生徒会長としてしっかり者の燈子が亡き姉のためにがんばっているということが明らかになり、これからはもっと燈子の内面の心の弱さなども描かれていくのかなと思う内容だった。
姉の影響を受けまくりの中、侑の前ではデレデレになるところは燈子本来の姿なんだろう。たぶん。
個人的な評価★★★★☆
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