赤松 健
講談社 (2016-03-17)
売り上げランキング: 77
UQ HOLDER! 10巻 感想です。
今回は刀太を慕う不死者ではない普通の人間のヒロインが新たに二人も現れ、キリヱを始め既存の不死者ヒロインたちが取り乱すというラブコメ色が濃い内容だった。
突然旅館にやってきた忍は刀太との久々の再会でも雰囲気は良好。その様子を見て落ち着かない既存ヒロインたち。九郎丸はもうまるっきり女キャラ路線のようだった。

雪広みぞれは刀太の祖父のネギ先生のハーレムの話をしていたが、現状の刀太もスプリングフィールドの血筋を感じるハーレムを作っているね。
そのみぞれもいきなりプロポーズしたり、甲斐甲斐しく刀太のお世話をしたり曾祖母の面影を感じる場面が多々あった。

寿命があるがゆえにパワーのある人間のヒロインたちに対し、不死者はその活力のようなものがなく恋愛面では劣ることを諭された刀太に恋するヒロインたちだった。

そう諭す夏凛も刀太に対して特別な感情をい出しているようで、状況が面白かった。
キリヱは九郎丸と刀太の仲を応援すると言っておきながら自分も刀太が好きであることを夏凜に指摘され、また指摘した夏凜も刀太を好ましく思っているというねw

まぁでも昔ながらのツンデレのキリヱちゃんが今回は一番可愛かった。
キリヱはセーブポイントの破損と自殺のタイミングが偶然一致してしまったがために、刀太を巻き込んで世界の時を止めてしまうというバグを発生させてしまった。ついでに偶発的に刀太とのキスも。
ザ・ワールドの能力に気づいたDIO様のように時間停止を調べる刀太とキリヱは笑えた。余裕あるな。

フェイトをも超える究極能力だがあくまでバグ。しかも不死者だからかスケールも大きく5秒なんてレベルじゃなくて何カ月も世界で動けるのは刀太とキリヱだけという状況だった。
世界に二人だけという状況下で弱気になるキリヱがそれはもうとびきり可愛い!普段は取り作るように見かけだけでも強気なのに、そんな態度が消失してデレ100%だった。

刀太を中心にラブコメを繰り広げるヒロインたちが全体的に可愛い巻だった。
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