叶 恭弘
集英社 (2016-02-04)
売り上げランキング: 163
KISS×DEATH 3巻 感想です。
駒方結仁の身体から囚人No.3を取り除くことに成功し、そのまま協力関係になったところで次のターゲットはNo.2。
と、その前に追っている5匹の囚人の関係についての説明があった。囚人たちは母星に帰るために協力するということには考えが一致しているが、別に一枚岩というわけではなかった。仮に他の囚人たちを出し抜けるチャンスがあれば出し抜くということだろう。
また、囚人たちはそれぞれが役割を分担して支配エリアで母星帰還のために技術開発をして、その技術は囚人たちで共有していた。
No.2が管理する結仁開発のドラッグ保管庫襲撃のため慎五&Zと結仁に行動を共にしていた。その見張たちは人体改造されていて、戦闘力がアップしていた。ドラッグのみで支配した結仁とは違うところは敵キャラの個性のようだね。

ドラッグが保管されていたはずの倉庫はなぜか空。しかしさらに施設の奥に進むとケーブルで接続された人間たちが大量に寝かされていた。

No.3は人間たちをコンピュータ代わりに人工知能を開発していた。イメージとしてはマトリックスだな。システムはミサカネットワークみたい。コンピュータ部品としての人間は使い捨てだし、No.2以上に鬼畜キャラっぽい?
結仁はこの設備を破壊し、AIのバックアップの男を確保。AIはまだ未完成で精神は子供だったため簡単に篭絡。ここまで結仁攻略のときと比べて戦闘パートでは苦戦するも、基本的には順調だった。

今回の慎五たちに襲撃されたことを仲間と情報共有するNo.2。連絡が取れなくなっている結仁が裏切ったのかとか疑心暗鬼になっていて面白い。敵たちがこうも取り乱すとは。今回No.2がやられてやっと敵に敗北しているということに気づくという流れかな。

囚人たちの目下の目的は宇宙船開発に必要な人工知能を取り戻すこと。そのための情報共有の方法はベロチューだけど、なんだか別のことをしているようだった。これだけ見たら完全にアウトだし。

さて、No.2が宿る千根谷ひなやは体育会系で単純な身体スペックが高く戦闘では今回苦戦させられた。結仁との戦闘ではパンチラで強化して戦ったが、今回はどう立ち向かうのか次回期待しよう。
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