原案:Magica Quartet 漫画:あらたまい
芳文社 (2015-12-12)
売り上げランキング: 69
巴マミの平凡な日常 3巻 感想です。
かつての優雅さを失った31歳のアラサーマミさんのだらしのない日常を描いた物語。今回もコンスタントに女子力の低い生活を送っていた。
部屋に入ってきた虫を追い出すのにリボンの拘束魔法使っちゃうし、冷房ガンガンで鍋を食べようとしたりオーラがまったくない
かつてのヒロインw
心なしか起き上がっているシーンより寝転がってだらだらしてるシーンの方が多い気がする。

カウントしたわけはないが、そう思わせるほどのだらしなさを常に放っていた。
美容院では触れられたくない話題に触れられ嫌がっていた。気持ちはわかる…
それに加え美容師さんに「マミちゃん」と呼ばれる違和感がすさまじかった。さん付けが基本のキャラだからこその違和感だよね。

健康診断ではショックなことに肝機能で引っかかり再検査となっていた。これが30歳を超えるというものか。マミさん酒飲みまくりだけど、ここまでひどいとは。

禁酒を必要だがバス旅行も予約していた。だから再検査をパスするために場当たり的な対策を取ることにしたマミさんは痛い。

そしてバス旅行でワインを飲んでとっさにイタリア語が出るところはかつて技名に「ティロ・フィナーレ」とか付けていたころの名残かなw いくつになっても中二なマミさんだ。
寒くなりこたつを出したマミさんだがふとんとこたつを簡単に行き来できるようにしていたのも老いを感じる悲しい描写だった。

ほぼ動かず欲しいものが手に届く場所にある配置だと豪語してたけど、これは人をダメにするぞ。
大型連休の最終日は今の俺もすごい納得!これは何歳だろうと同じと信じたいが、ワルプルギスの夜が来て天候が悪化して会社が休みになることを願ってしまうマミさん。

でも全盛期のマミさんならこんなこと思いもしなかったんだろうな。加齢って怖い。人ここまで変えてしまうなんて。
暑さ対策でプールに行くことに決めたマミさんは水着を買おうとお店に訪れるが、紹介された水着はもはや若者向けの水着ではなかった。まぁ31歳でビキニってのもきついだろうしな。

そして一人市民プールってのもなかなかレベルが高いと思う。
だらしなかったり痛かったりするアラサーマミさんだけど、本人は幸せそうだからきっとこれでいいんだろう。
個人的な評価★★★★★
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