あずまきよひこ
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015-11-27)
売り上げランキング: 1
よつばと! 13巻 感想です。
今日という日が待ち遠しかった。絵も変わってなくてよかった。ダンボーグッズばかり発売されるが、真に可愛いのはよつばの方だからな!
さて、13巻のよつばは年相応にやんちゃだなぁと感じた。砂場に行くために風香を振り回したりしてたし。無茶苦茶なよつばに付き合う風香が良い子。
よつばに隣の三人娘以外の友達がいたのは意外だ。成長を感じるなぁ。

夜中によつばの目が覚める話は、大人じゃもう味わえない真っ暗な家の怖さが出ていて懐かしい気持ちいなった。この静かな怖さを描けるなんてすごいよね。

誰にでも話しかけるよつばだったが、リボンが可愛い女子高生が着ている制服はあずまんが大王に制服じゃん!これに気づいてちょっと嬉しかった。

そして今回はよつばのばーちゃんが登場。よつばに甘いだけの人物ではなく、ちゃんと厳しさも持っていて、この作品では珍しいキャラだ。

よつばはばーちゃんに大層なついているが、お土産を期待しているところに将来の魔性を感じたw ばーちゃんもちゃんとよつばにお土産を買ってきてるし。

ばーちゃんとは一緒に掃除をしたり、折り紙を折ったり、買い物したり、パンを作ったり色々なあそびをしていた。淡々と読んでいても夢のような時間だった。

よつばがプリキュアを見ていたのは予想外。きゃりーぱむぱむも歌って踊れるそうだし、よつばも大きくなっているんだね。そろそろ一人で寝れるようになるべきだという話もあったしさ。
掃除を嫌がるところは可愛かった。気持ちはわかる。俺も昔そうだったなぁ。よつば素直だ。

ばーちゃんとの楽しいひと時も過ぎてお別れのとき。楽しい描写が多すぎて、こっちも泣けてくるねぞ。なぜか感動してしまう。

でもばーちゃんが帰った後もばーちゃんが教えてくれた屋外の掃き掃除はよつばが引き続き行っていて、余韻が良かった。
久しぶりに天真爛漫なよつばに元気を分けてもらえて、最初から最後まで笑顔でいられた期待を裏切らない新刊だった。
個人的な評価★★★★★
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