春乃えり
KADOKAWA/角川書店 (2015-11-04)
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帝国の神兵 2巻 感想です。
世界の神々相手に日本の神の力を宿して戦う主人公たち。
今回はゴリラのようにごつい少女の活躍回だった。

だいたいこういう筋肉ダルマは噛ませ犬だと相場は決まっているが、仲間を庇いながらパワフルなバーサーカーのような活躍を見せてくれた。
そして戦闘終了後、元に戻った姿は小柄なロリっぽい少女!

いたいけな少女に対してなんと惨い神の力なんだろうかw でもこんな娘が筋肉ダルマの変身して戦うのは面白い。
ヤンデレヒロインの柊さんは消えた主人公の藤本を見つけ出すための手がかり探しを開始していた。能力で人の思考を読んで仲間も集め、藤本君の観察日記も披露。

ヤンデレ怖いけど、これだけの執着ならすぐに見つけだせそうだな…
柊は情報集めのため市民に一般公開されている基地の見学に来ていた。そこで手がかりを得ることはできたが、目的を隠すためにさらっと自然に嘘を付けるとこも怖い娘だw

中二病気味な藤本は敵との戦闘が好きになったみたいで、意気揚々と戦闘に赴いていた。

セリフが臭くて、いい感じに痛い主人公だね。
しかし敵オーディンには藤本の攻撃もアキの攻撃も通じず防戦一方になってしまった。あれだけ慢心していた主人公なのにかっこ悪い。
援軍として隊長がやってきたから事なきを得たが、当然怒られてしまう主人公。

今回の一件で甘い考えを持つ主人公は変わるんだろうか。そして最後に登場した反帝国軍組織とやらはどんな力を持っているのか。気になるところで次回に続く。
今回は起承転結で言うところの承だったな。
個人的な評価★★★★☆
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