依河和希
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015-09-09)
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漫画版 魔法科高校の劣等生 追憶編 3巻 感想です。
中学時代のまだ今ほど親密じゃなかったころの達也と深雪を描く追憶編。
物語は前回の続きからで、沖縄旅行でテロリストに襲われ瀕死状態になってしまった深雪。
そこにさっそうと登場した達也は再成の魔法を実行。達也にとってこれが初めての再生っぽかったけど、続いて母や穂波に再成を施すころにはほぼ完全にものにしていたようだった。
深雪は母に授かった命をここで失い、そして達也から新しい命をもらった。これが決定打となり今の状態になったのだった。

命を救ってもらったという大義名分はあるけど、それ以前に十分ラブラブしてるように見えたけどね。
達也は再成が間に合っていなければ深雪が死んでいたという怒りから、国籍不明のテロリストに報復するため軍から装備を借りて戦場に赴くことにした。

この追憶編では達也の唯一持っている感情が頻繁に描かれていて、達也がより人間らしく思える。
戦場では分解の魔法で敵兵を降伏する間も与えず殲滅。顔も感情むき出しで怖い。まだ中学生なのに…

横浜騒乱編で敵兵が言っていたトラウマ事件はこのことだね。
敵艦には初めてのマテリアルバーストを使用。怒らせたら戦略級魔法を使ってしまうお兄様の恐ろしいこと。

しかし当時まだ達也とは言え今ほど完成していなかったため、穂波さんは防御魔法の使用過多により戦死。

兄妹にとって大恩ある人物となった故穂波。穂波の死に対しても達也が感情を出したのが印象的だった。
兄が苦手な深雪がちょっとずつお兄様ラブになっていく過程が面白い過去編だった。
個人的な評価★★★★☆
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やっぱり流石だな。
確かにこれはトラウマ物の戦力だな・・・コワイorz
そう言えばアニメ2期ってまだっすかねぇ。