チョモラン
講談社 (2015-08-21)
売り上げランキング: 425
漫画版 零崎軋識の人間ノック 2巻 感想です。
今回は、新たな零崎の仲間になるかもしれない財閥のご令嬢を救出するために敵陣である山に踏み込んだ零崎軋識、双識、人識の前にそれぞれ刺客が現れそれを阻むというわかりやすい展開の物語だった。
登場する敵も味方もキャラが濃すぎて面白かった。
零崎で言えば双識はどんな状態でもブレない変態で、メイド服を着た鉄仮面の敵のスカートの中をまじめに覗こうとしたり、覗いた結果下がスパッツだったことに本気でショックを受けたり緊迫した状況の中でいい道化だったw

妹を欲しがる空想も気持ち悪すぎる!

頼もしい兄ではあるがこいつの妹にはなりたくないねw
敵である魔法少女 西条玉藻 も魔法少女要素が皆無で笑えたw

しかも腕を骨折している人識と対等に戦うために自らの腕折るという男気溢れるキャラだったし、今回のバトルの中ではとびきりまともな戦いだった。
他の戦いは敵の作戦により零崎が不利になるように仕組まれているため劣勢だった。釘バット使いの軋識も竹藪ではそれを振るうことができずイマイチさえない状況。
双識の前には同じく殺し名を持つ「
闇口濡衣」が殺意のこもっていないゴム弾で狙撃してきて、殺意に反応して対処する零崎にとっては相性の悪い戦いに…。

魔法少女と戦っていた人識の前にはまともな戦いに水を差す殺し名持ちの匂宮が現れた。敬意が持てる敵だった西条玉藻を横から潰されたことに激怒した人識はかたき討ちのように戦うことに。

西条玉藻がそうしたように両手を塞がれている相手に合わせ両手を折るというプレイまでして、この戦いは面白くなりそうだ。
どの戦いも零崎不利な状況だけど、零崎にならこんな状況も覆してくれると自然に期待しちゃうバトル展開だった。
個人的な評価★★★★☆
- 関連記事
-
下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!
