荒川 弘
小学館 (2015-06-18)
売り上げランキング: 1
銀の匙 Silver Spoon 13巻 感想です。久しぶりのコミックス発売!
三年生になった勇吾たちにとっては最後の馬術部の大会。気合いを入れて挑むが結果は冴えないし、どこかギャグテイストw

それでもアキの活躍で全国大会に出場決定。

全国大会でも勇吾は大失点をして団体戦は即敗退。

馬術部パートは最後の割りに、ノリは終始ギャグ漫画で描写もあっさりしていた。まぁこれがメインの話じゃないからね。馬と人間の関係とか描かれるべき所は描かれていたし。
そして部活動もついに引退。

これまで当たり前にあったものがいきなりなくなるっては寂しい気持ちになるね。
また、後輩が巨大トラクター見学したり、豚ファンドをやったりしていてちゃんと歴史が受け継がれていることにしんみりとした。
ピザ焼き用の石窯は学校側の計らいで数が増えて、今や勇吾もピザ焼きのベテランの貫録。
具材やチーズを色々工夫したピザを数パターン作り、最終的に商売に発展させるためみんなで試食会を開催した。

最初のピザのときと比べると大きな成長を感じる。
このピザを販売する日も決定。アキたちの受験の日と同じだけど、これがどう演出に活かされるのか期待している。

東京でひたすら貯金を溜める駒場は通帳を見つめながら勇吾に頼みがあると電話をかけていた。

次は駒場の話のようだ。勇吾たちのビジネスに関わってくるのかな。
今回は物語をだいぶたたみにかかっている物語運びだった。勇吾は何だか光ってみるし、この勢いのまま最後まで突き抜けて欲しいと思える巻だった。
個人的な評価★★★★☆
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