佐伯 俊 森崎 友紀
集英社 (2015-06-04)
売り上げランキング: 48
食戟のソーマ 13巻 感想です。
三つ巴の秋の選抜決勝戦、秋刀魚の炊き込みご飯の審査員の反応がいまいちだった創真は秘密兵器の豆乳ベースのスープを出すことで総帥のおはだけを達成。しかもまた駄菓子のカリカリ梅を使ったり懲りないセンスに脱帽w

喧嘩を売るように遠月に編入してきた創真が秋の選抜の決勝まで生き残り、審査員を唸らせ、観戦している一般生徒からも認められるようになったことに感無量だった。

しかし優勝は必殺料理(スペシャリテ)と呼べる料理を作った葉山だった。

恩人である潤との出会いからの回想があり、会場で公衆の面前で潤に抱きつく姿は普段クールな葉山らしくなく、いささか感動d的だった。
葉山に敗北した創真とリョウは腐ることなく、葉山の料理を試食して仲が悪いように見えて仲の良い三人だったw

新章は実際のレストランやホテルに出向いての「実地研修(スタジエール)」。職場体験学習の料理学校版みたいなものだ。
合格基準は目に見える実績を作ることがだが、創真とペアの秘書子の研修先は庶民向けの街の洋食屋さん。食事パート以外はでは珍しい秘書子のお着替えシーンのサービスカットもあり。

庶民向けの定食屋の忙しさを初体験して自信を砕かれ、きりきりこなす創真の姿もあり涙を流す秘書子だが、頑張り屋な姿が好印象だった。
そして創真という人物に改めて触れ、えりな様と再び向き合う勇気を貰った秘書子は創真に感謝し、創真ハーレムの一員に加わった。

しかしこのスタジエール求められる問題解決能力が高いなぁ。洋食屋での問題は創真のアイデア力と菱書庫の秘書スキルで乗り越えたが、次の創真のスタジエール先は単身で四宮シェフの東京支店。
創真の波乱の日々は終わらない。
個人的な評価★★★★★
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