フジミ模型 (2015-03-18)
売り上げランキング: 209
艦これブーム引っ張られ実際の軍艦のプラモに手を出してみた。
前にFUJIMIの金剛を作ったけど大変だったから、今回は初心者にも優しいスナップフィット式で塗装しなくてもそれなりに綺麗に作ることができるまるでガンプラのようなキットである「艦NEXTシリーズ」を作ってみた。
だけどこれどこにも初心者向けとは書いてないんだよね。確かに通常のグレー一色の部品を接着剤で貼りつけていくキットよりははるかに簡単で良キットではあるが、MGのガンプラよりも数倍難しい。
難しくしているポイントは、まず部品のサイズ。これから記述していくが細いし小さいしで破損の危機と常に隣り合わせ。
そしてもう一つ。部品の精度。普段ガンプラしか作ってないからその違いがよくわかったけど、バリが多いし、部品と部品を綺麗に合わせ辛い。穴もバリで埋まってることがあるから細い針状のもので整えてやる必要があった。
この二点が最大のネックだった。あとはガンプラビルダーでも作れるレベルだった。
外箱はこんな感じ。とてもでかいね。

説明者は片面カラーでわかりやすい。

クオリティアップのために修正液で主砲の白い部分を塗ろうだとか、シャープペンで窓を塗ろうだとか簡単にできるアドバイスも親切だった。
部品はこんな感じ。



ピンセットまで付属する気配り上手w
部分塗装が大変な人向けにはシールも付いている。

この辺の部品は作る前から心が折れかけた…


まずは甲板から制作開始。

成型色が明るく綺麗だったので、ウッドブラウンで適当に汚しを入れてみた。





もっと赤みの強い茶や木目に黒いスミ入れしたら変わるかもだけど、そこまで出来る技術がない。
乾燥に一晩置いて説明書通りに組み立て開始。本体グレー部は軍艦色(2)で塗装。





塗り始めてから海軍工廠ごとに軍艦色が違うことを知り、横須賀海軍工廠の色で塗ってしまった。大和は呉出身なのに! しかも甲板がひずんでいるのか、船体に隙間が開いてしまう。塗り忘れもある。
だが横須賀海軍工廠の色の方が重厚感があって超弩級戦艦大和らしいじゃないかと前向きに考えることに。
機銃はガンメタリック色で塗装。黒光りして引き締まって見える。

これをこうじゃ。

―――――― 体は機銃で出来ている。血潮は副砲で 心は高角砲。
機銃や副砲はあまりにも小さく数も多かったから、心象風景を具現化して固有結界を張れそうだった…
大変だった… 全行程でここが一番大変だった。
説明書通り艦橋を組み立て。




ここには罠がった。説明書通りの組み立て順では取り付けることができない機銃があった。一度取り外すの大変だったし。
細かい部品がいくつか折れ、俺の心も折れかけたが、ここまで作ると戦艦っぽさが出てきてテンション上がる。
皆が大好き46cm主砲と副砲の組みつけ。当時世界最強の主砲だ。戦時中はオーバーキルだったらしいけど、ロマンがある。



艦尾のカタパルトとクレーン。

電探。


ディテールアップパーツを接着剤でくっつけたけど、電探は細いし綺麗に組むことができなかった。
副砲の上のやつはうまくできたと思う。
最後に旗など部分的にシール貼り。

旗部分は予め丸めておくと綺麗に貼れる。
そして完成!


艦首

ゴールドで塗装したシンボルとも言える菊花紋章がかっこいいが、艦首が割れてしまったのが残念。接着剤で貼り付けておけばよかった。
前方

甲板の色合いも何だかんだで良い感じな気がしてきた。
艦橋

対空兵装多くてごついなぁ…
艦尾

後ろの46cm三連装砲には機銃が付いている。
艦載機は塗装したけど、日の丸や黄色い部分はシールに頼った。


前に作った金剛と比べるとだいぶ大きい。

100円ショップのクリアケースじゃサイズが入りきらなかったからわざわざ高いのをポチッた。
以上レビューでした。
大変だったけど普段のガンプラじゃ味わえなかった達成感を感じることができて概ね満足!作り終わってみれば難易度もちょうどよかったと思える。たぶん次はもっとうまく作れる。この艦NEXTシリーズはもっと出て欲しいな。
次はこれを作る予定。
ちょっと前に伊400と晴嵐の特集やってて影響されたw
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