ちろり
芳文社 (2015-03-27)
売り上げランキング: 1,130
箱庭ひなたぼっこ 1巻 感想です。
植物好きな「
鈴谷陽向」は高校進学を期に「
植物同好会」に入会。

包容力のある唯一の先輩で会長の「
橘翠子」、植物に湧く虫が好きな「
一之瀬蘭」、華道をたしなむ清楚な雰囲気の「
千堂ゆかり」と共に過ごす青春部活ものだった。
部室ではティータイムシーンもあり。

最近じゃこういう作品には必須の描写かもねw
4人のメインキャラはみんな個性的で面白さがった。
主人公の陽向は植物が好きというわりにはにわかだし、頭も少しゆるいところがチャームポイントだった。
発芽したばかりの植物に元気がないから、神社にお参りに行くという発想が笑えたw
蘭は虫好きはガチで、知識があるし、一般的に気持ち悪い部類に入る蛾が好きだったり、今時の女子高生とは思えないくらいインパクトのあるキャラだった。

華道をたしなむ ゆかりは唯一の突っ込み役でまともなキャラだたろうか。みんなで華道に挑戦するエピソードでは前衛的な作品にきちんとつっこみを入れていた。ちょっとしたいじられキャラの一面もあるように思う。

会長の翠子は大人っぽさのあるキャラだと思っていたら、日曜朝8時のアニメが好きだったり、セリフが中二だったりで案外そうでもなくて可愛かった。

普段は植物やハーブティーの知識も豊富で頼りがいがあるけど、ときたまある四コマ目のセリフが笑えるw

ガーデニングというとオシャレな感じがするから、それとは違うザ・植物と戯れる女子高生たちの日常が面白い作品だった。
個人的な評価★★★★☆
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