高橋弥七郎
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015-03-10)
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カナエの星 2巻 感想です。
まだまだ序盤という空気が漂う展開。しかしこの世界に魔術という概念が存在していたのは意外だった。
カナエたちが使う半開きの目の下位互換に当たる力で、通常相手にするのは苦ではないけど、死像となった状態で使われると厄介だった。
そして敵か味方かわからない、カナエや摩芙を観察する謎の人物の登場などもうちょっと説明エピソードは続くのかな。
シャナのような設定の凝った物語になることが期待できる。
あと早くも必殺技が登場した。1巻に比べ半開きの目を力の扱いに慣れてきたからこそできた技で、戦いの中で成長していく主人公なのかなと思った。
摩芙は世界を滅ぼす半閉じの目に組みしながら、その刹那にカナエに対して何かをしようとしているみたいだね。カナエには死の運命があってそれを阻止しようとでもしているのだろうか。
まだはっきりとはしないけど、日常パートも一途だし健気ヒロインの予感。敵ながら死像からカナエから守ったのも面白かったw
新キャラや新概念の登場、敵勢力としての摩芙の成長や、カナエの成長など今回も押さえどころを押さえた王道展開で楽しめた。
個人的な評価★★★★☆
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