紺野 あずれ
双葉社 (2015-03-10)
売り上げランキング: 154
私立はかない学園 4巻 感想です。
校則によりパンツの着用が禁止されてノーパンが当たり前となり、皆それが普通かのように次第に板についてきているのが笑える内容だった。
先輩(男)が後輩の女の子に平然と「久々に股間が見たい」とお願いするシーンなんて、普通なら退学もののセクハラ発言なのに、それがまかり通ってるのが異常で面白いww

女同士でノーパンスカートでの柔道の「横四方固め」も法的に反側な気がするw 百合ダークだ。
文化祭での模擬店ではそれぞれコスプレ等をしていたが、ノーパンでスリットの深いチャイナドレスはヤバいねw

他校の生徒もやってくるし、こりゃ完全に警察への届け出が必要なお店だろw
それに他校の生徒はこの学校の生徒が皆ノーパンだということを知らないというシチュエーションから来るアクシデントも、ハラハラして面白かった。
ミスター&ミスコンでは可能か限りの願いを叶える権利を掛けて、パンツ穿いていい党の暗躍が描かれた。
そして生徒会を打ち破り男子も女子も穿いていい党のメンバーが勝利し、神崎が新たな生徒会長となって新たに「パンツ着用令」を発令したのだった。

男子の勝者の主張はパンチラが見たいからと不純なものだったが、女子の前でパンチラの素晴らしさを語るとか頭がおかしい。でもこんな演説がまかり通ってしまうほど風紀が来るっている。生徒たちの何かのリミットが外れているねw

新たな校則によって普段からパンツを穿いていなかった会長も強制的に穿くことになった。

スカートたくし上げとかゲームならイベントがありそうなのに、この漫画だと普通だなw むしろ大人しいくらい。
パンツがOKになったことで、女子生徒たちは別にパンツを男子に見られても構わないという空気が流れ恥じらいというものがなくなっていた。
感覚がマヒしてモラルが崩壊しているじゃないか。
パンツ着用可になったことで女子たちから恥じらいが消え、それを解消するために結局はまたパンツ着用禁止となったのだった。
間違っているんだけど、間違っていることが正解になってしまっている学校の“普通”が変態的で面白かった。
個人的な評価★★★★☆
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