となりの柏木さん 9巻 感想です。
柏木さんと一緒に夏期講習を受ける毎日を送る中、雄斗はバイト先での買い物帰りに、道に迷っている同じ趣味を持つ青年を助けていた。

この助けた青年こそ噂のティナの彼氏の「
笹山孝太郎」であった。

周りがラブラブカップルだらけになり、それに煽られた主人公の焦燥が柏木さんへのアプローチのいい刺激となり、微妙な心境の変化を与えたいる所が面白かった。
当初の予定通り柏木さんを誘って”皆で”遊ぶ約束をした雄斗。「皆で」だから誘いやすいとは言え、こういったことに不慣れな雄斗の心の余裕のなさがリアルだw

本当は柏木さんと二人っきりがいいと望んでいるところとかさ。小さな一歩は踏み出しているが、大きな一歩を踏み出すのはまだ先になりそうだ。
孝太郎と柏木さん、清花は小学生のころ同じクラスですでに知り合いであった。世界は狭い。
孝太郎は小学生のころからアニメオタクで、当時小学校ではそんな孝太郎は周りから避けられていたそうだ。そんな孝太郎の状況を知りながら何もできなかった柏木さんは後ろめたさを感じていた。
しかし小学生の清花かっこよすぎだね。

小学生がこんな顔して言うセリフじゃないわ。
雄斗の計らいで柏木さんは孝太郎への後ろめたさを解消。

柏木さんはオタクであることをカミングアウト。でも週アニメ3本って… 少な…
雄斗のこの気遣いはさりげなく好感度上昇に貢献してるみたいだね。
そして満を持して9巻目にして登場した新キャラの孝太郎は物語的にどんな役割があるのか注目しておこう。
個人的な評価★★★★☆
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