零崎軋識の人間ノック 1巻 感想です。
シリーズコミカライズ第2弾。
俺は前のコミカライズの零崎双識しか知らなかったから、今回登場する二人の零崎のキャラが印象的だった。双識が変態なだけで、まともに近い人もいるんだなとw
主人公の
零崎軋識は武器が釘バットという、なんだか武器としては寸断劣るような武器。

だけど、零崎としての特性以外はまともに見える人物だった。
そしてもう一人登場した
零崎人識。今時の子供って感じの雰囲気の零崎だったが、こいつは人間試験に登場した人の子供の頃ってわけだね。ここからああいう風に成長するのか…

どちらも殺人をするときは鬼人のように怖く、さらっと無関係なマンションの住民を皆殺しにしたり、まともそうに見えたのは勘違いだったと悟った… 結構ドン引き…w
今回戦った敵はスナイパーの
萩原子荻。セリフ回しが矛盾していて西尾維新らしいw
「
正々堂々手段を選ばず 真っ向勝負から不意打ってご覧に入れましょう」
こういうセリフ好きだ。

軋識が彼女が放つ音速を超えるライフルの弾丸を釘バットで打ち返すというのはしびれたわw

家族を守る時のみ真の力を発揮する一賊だそうだけど、ここまでのポテンシャルを持っているのか。海賊漫画並に仲間想いだなw
一方の人識は普通っぽい姿からの苛烈な豹変ぶりが怖かった。こっちもこっちでライフルの弾の軌道をナイフで逸らすし、人間技じゃない。
キレるポイントも萩原の刺客がやる気がなく自分を殺そうとしなかったからとか狂気の極みw

でも面白いキャラだ。人間試験のときとは印象が違う。
双識もちょくちょく登場し、1巻の最後の方では軋識と共に零崎を始めようとしていた。早くこの二人の共闘シーンが見たい。

双識もいいお兄ちゃんだったが、軋識も双識とはまた違った意味でのいいお兄ちゃんだった。
軋識と人識(とまだ増えるのかな?)の今後の動向もますます楽しみ。
個人的な評価★★★★☆
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