横槍メンゴ
スクウェア・エニックス (2014-11-19)
クズの本懐 4巻 感想です。
どいつもこいつも理性やモラルなんてものを忘れたかのように自分の欲望に正直に動くやりたい放題な展開だった。ただでさえ人間的にクズな奴らばかりなのに、さらに拍車がかかっていたw
茜先生のことが好きな主人公の麦も人間的におかしい。麦は茜が略奪が好きなクズだということを知っていた上に、そんな所が好きだと言っていてドン引きだったわw 人の趣味はそれぞれだとわかっていても理解できん。

麦と花火の間違った関係の描写は今回もばっちりあった。学校でも家でもほぼ18禁なことしやがってからにw
そして今回、麦が花火に対し「きれいなひとだな」「めちゃくちゃにどろどろに汚したい。」とドス黒い感情を抱いていていたのが印象的で怖かった。

クズではあるけど悪ではないと思っていた主人公の印象が変わる心理描写だった。
茜先生は表紙のような邪悪さが今やよく似合っているキャラとして確立している。花火の意中の相手なら男としてまったく興味がなくても略奪者のスイッチが入り、花火への嫌がらせとして略奪してしまう。略奪したことをきちんと花火に報告している徹底ぶりで、まさに吐き気を催す邪悪さだった。

早くこいつには地獄に落ちて欲しい。自分のルックスの魅力を熟知し、それを使いこなし男を寝取る、大人の邪悪さを持つ茜の外道さには生理的なレベルで嫌悪感を抱く。
麦と花火は18禁行為をやろうとするが、花火は痛いからと中止w

だけど二人はこの後ちゃんと交際することになった。麦からの提案だったし、やはり花火へのあの邪な感情が関係しているのだろう。
だから花火は現在の彼女の絵鳩に別れを告げるが、この絵鳩もかなりの曲者。まともな精神と倫理観を持っているわけがなかったw
別れを告げに来た花火に甘い言葉で巧みに懐柔し、利用されるだけでもいいからと交際の存続を望み、他の生徒もいる図書室では死角である机の下で花火の太股の間に手を伸ばして何かをやっていたり、その笑顔が気持ちわるいわ!

ある日、買い物にでかけた花火は偶然茜の男の一人と遭遇。絵鳩の心を黒く染める悪魔のアドバイスを思い出した花火はこの男をまるで茜の略奪テクニックのように誘ったのだった。

茜が花火にしたことの仕返しというわけか。黒さに限りがない物語だ。
皆、本能のままに黒さを前面に醸し出し、昼ドラも顔負けな物語になってきた。
個人的な評価★★★★★
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