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魔法少女狩りを続ける理由とは…!?「魔法少女すずね☆マギカ」 2巻 感想 



月初発売予定だったのがいつの間にか延期されてて今日発売…


物語は急ピッチに進みハルカは魔女化。

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ハルカの願いは「姉を消して欲しい」というものだったけど、その姉は自分を愛していてくれたと今になってわかり後悔先に立たずで、ハルカには不幸しかなかったのだった。情緒不安定さで言えばマミさんに近い。

大人の気持ちを理解できない子供を誑かして、こんな願いを叶えて挙句魔法少女にしてしまうインキュベーターが総じて悪だ。ハルカがあまりにも救いがなくて鬱展開すぎる。この子何のために生まれてきたんだろうかと真剣に悩んでしまうくらい悲惨な最期だった…

そして鉄板の魔女の正体と魔法少女の行く末バレのシーンもあった。

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インキュベーターの淡々とした魔法少女システムの説明は何度聞いても腹立たしい。インキュベーターの説明を聞いた魔法少女たちの反応もだいたい他の子たちと一緒だな。この説明を聞いて怒りと絶望を感じたい子はいないだろうけどさ。


かつてスズネはツバキという魔法少女に助けられそれをきっかけに一緒に魔女退治をしていた。ところが先輩のツバキはグリーフシードをスズネにばかり使い自分はおざなりにして最期はスズネの前で魔女化。

スズネは同じ絶望をさせないために魔法少女の絶対数を減らし魔女化を止める道を歩み出したのだった。

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回想に登場したツバキという魔法少女は、見た目そろそろ少女と呼ぶには苦しそうな感じだし、死期も近かったんだろうかね。

そもそも魔法少女が歳を取るとどうなるんだろう。ギャグ漫画寄りのスピンオフでしか描かれていないから気になる。ただの抜け殻であるボディは歳を取らない可能性もあるけど。

スズネの魔法少女としての能力は倒した魔女(魔法少女)の能力を一つだけストックできるというロックマンのような能力だった。現在のスズネの能力はツバキのもので、それを引き継いでいると思うとスズネにも血が通っているんだなと思う。


ハルカはともかく願いを叶えたことに後悔していない魔法少女たちの中、アリサだけは違った。

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ハルカに負けず劣らずくだらない願いを叶えてしまい大後悔。皆の前では強がっていたのに人知れず泣いているのが悲痛だった。

スズネに戦いを挑むのは仇打ちと言っているがそれも強がりや現実逃避にしか見えない。

マツリはというと、何者かに記憶を消された形跡があって今、その記憶を取り戻しつつあった。スズネやツバキとも会っていたようだしこの子には一体どんな秘密があるんだろうか。

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新たに登場したおよそ味方とは思えない魔法少女の動向も気になるところ。


胃が痛くなる展開の連発で、この先もどこまで魔法少女たちをいじめ抜くのかと期待してしまう。

個人的な評価
★★★★☆

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はじめまして。
まどかシリーズは、アンソロジーや4コマも含めてほぼすべて持っています。

1巻はすでに入手し読みましたが、そこではよくわからなかったことが次々判明(千里のお父さん&茉莉の盲目)し、物語の全容がつかめてきました。ラストに登場した、茉莉に関係があると思われる謎の魔法少女は、こちらも同じく気になる存在です。
来年発売の3巻が今から待ち遠しく思われます。

それから、ここに来てもキュウべぇはやっぱりキュウべぇでしたね。
安定の海千山千ぶりです。


ここで場違いですが、かなり前に紹介された『おりこ☆マギカ』についてです。
新編開始前の事実上の前巻にあたる『おりこ☆マギカ』2巻は、マミさんVSキリカの戦いと、織莉子&キリカの見滝原中学校襲撃が主なストーリーとなっています。

ラストで織莉子&キリカはまどかを討伐すべく、朝礼前の見滝原中学校に潜入し、朝礼の放送中だった先生を失神させ、キリカが先生に代わってマイクで放送室ジャックを全校に高らかに宣言します。
さらにマイクを代わった織莉子が「愛する人はいますか―――――――?」と唐突に問いかけ、間髪入れず魔女空間(結界)を張って大量の使い魔を学校中に放ちました。
事態を知らない各学年とクラスの生徒や先生たちのもとに、無数の使い魔たちが教室のガラス天井を叩き破って襲いかかってきます。
まどかのクラスでは驚く生徒たちの前で早乙女先生が生々しくも使い魔に食べられ、その光景に教室中ですさまじい悲鳴が渦巻き、超絶なパニックに陥ります。まどかはその中でもみくちゃにされ、わけもわからず身動きがとれなくなっていました。

魔女空間となった校内を逃げまどう生徒たちを、使い魔たちは慈悲のかけらもなく餌食にしていきます。
マミさんが変身し、得意のリボンとマスケット銃で使い魔たちを蹴散らしますが、あまりの数の多さに1人ではさばき切れません。ついには自分が縛られて一時身動きを封じられますが、追ってきた杏子&ゆまの介入でなんとか窮地を脱しました。

その後、まどかを説得し安全な場所に移したほむらが合流、織莉子&キリカとのまどかをめぐる激しい戦闘が始まります。
そのさなか、ソウルジェムの限界を迎えたキリカが魔女化。パートナーを失った織莉子はやぶれかぶれの一気呵成にまどかを狙いますが、激しい抵抗を受けて、最後は杏子の投げた槍に突かれ絶命。その死に際、飛び散ったキリカの魔女のかけらをまどかめがけて投げつけるのでした。

魔女空間が融解し、よろこぶ一同はキュウべぇから衝撃の事実を告げられ、まどかの死を知ることになります。
特にほむらは、あれほど警戒し奮戦しながら、まどかを守れなかった現実を悔やみ、ただ涙に暮れるほかありませんでした。

このシーン、早乙女先生はもとより、果たして全学年クラスで何人の生徒が死亡し、何人の生徒が奇跡的に生き残ったのでしょうか。
まどかのクラスだけで見れば、さやか&仁美と入院中の恭介をのぞいたほぼ全員が死亡した計算になります。あの早乙女先生の"ご指名要員"だった中沢くんも、同じ運命をたどったことでしょう。
事実、魔女空間融解後の教室や廊下の風景で、まどかたち以外にほかの生徒が登場しているコマはどこにもありませんでした。
[ 2014/08/23 23:54 ] [ 編集 ]
次の巻まで長く続きが気になりますね。
[ 2014/08/25 21:57 ] [ 編集 ]
☆こんばんは。

すずね☆マギカでは、興味を持ったことがもう1つありました。


1巻で、いじめられっ子だったころの1年生亜里紗が契約した後に、彼女をもっとも手ひどくいじめていたと思われるいじめっ子トリオが登場し、10万貸せと迫ります。
そのリーダー格はミカという少女で、もういじめないでと口答えする亜里紗に鉄拳をくらわそうとしますが、逆にその拳を掴まれます。
もちろんミカも他の2人も、魔法少女やその能力、ましてキュウべぇの存在さえ知らないので、最初はヘビににらまれたカエルのバカげた抵抗程度にしか思わなかったのですが、契約によりすさまじい腕力を身につけていた亜里紗に、その拳を押しつぶされて(実際には複雑骨折ですが)しまいます。
そのありさまを目の当たりにした他の2人、たちまち全身の血の気という血の気が引いて、痛みにもだえるミカを連れて逃げてしまいます。

これに気をよくしたのが他ならぬ亜里紗、この瞬間にそれまでの気弱ないじめられっ子の姿は、"悪い意味"で消え失せてしまっていました。
やがて今度は彼女自身が凶悪化、学校をさぼって遊び歩き、校内ところかまわず人目もはばからずに飲食、ついには他校のヤンキーたちにまで手を挙げる始末で、周囲の生徒や先生たちは返り討ちを恐れ、誰1人手を出せずにいました。
そこで千里に出会い、ここ最近の暴虐ざんまいを見とがめられ、同じく魔法少女であることを知って立ち回りになりますが、魔法少女歴に勝る千里の前にあっけなく負けてしまいます。千里は力にかまけて独りよがりしていてもどうにもならない、と諭し、魔法少女の仲間がいるので入らないかと誘います。
亜里紗はそれまでの行いを悔いて、同時に千里という確固たる友人を持つことになったのでした。

このときの亜里紗といじめっ子トリオのやり取りは、『ドラえもん』でよく見られる、のび太とジャイアン&スネ夫の関係を彷彿とさせるものでした。
いじめっ子トリオはドラえもんの道具を使ったのび太に報復されるジャイアン&スネ夫に、亜里紗は道具の効果を知って有頂天になりそれを乱用するのび太にそっくりでした。
小学生時代にドラえもんを見ていて、このようなシーンに幾度となく遭遇してきた記憶も多々あります。
ということは、千里はその暴走するのび太にブレーキをかけるドラえもんでしょうか?
イメージカラーが青ですし(笑)。

最後にこのいじめっ子トリオ、自分の知る限りなのですが、まどかシリーズのモブキャラで最も影の薄い存在となっているようです。
まどかシリーズのモブキャラは、キャラによりますがちょっとした名前を持っている、特定の主役キャラに何らかの形で接触したりすると、掲示板上などで時として主役以上の話題をさらうこともある(中沢くんや偽さやか、ホストコンビなどが主な例です)のですが、なぜか彼女たちはこれらの条件をある程度満たしているのに名前すら見かけません。
冒頭で鈴音に殺される佳奈美(茜ヶ咲中の生徒ではないらしい)は、比較的よく話題になるのですが…………。

もっとも他に考えられるところでは、まどかTDS1巻のマミさんのクラスメイト2名(マミさんを買い物に誘う)がそれ以上の存在なのかもしれませんし……。

いずれにせよ、これはちょっと気になるところであります。
[ 2014/11/27 01:08 ] [ 編集 ]
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