谷川 ニコ
スクウェア・エニックス (2014-03-22)
もこっちの捻くれ具合と性格の悪さから繰り広げられる痛い日常に、さらにゆうちゃんの友達だから一緒にいた過去があるだけの、名前もはっきり覚えていない知り合い以上友人未満の微妙な関係の同級生「こみなんとかさん」も関わってきて痛さ倍増だった。
こみなんとかさんももこっちまでとはいかなくてもぼっちで便所飯をしたりしていた。そんな二人だから諍いもすごく低レベルww

教室移動で一緒に行く友達がいるかどうかとか、クラスメイトに話しかけられるかどうかとか本当に悲しい二人だった。
ただ、中間役が必要なほど希薄な関係しかない人ってのは現実問題いるんだよね…
いつものように愚かな空回りをして負傷したもこっちを優しく保健室に連れて行ってくれる先輩を異常性(アブノーマル)な人と認識したのは、末期だと思ったw

自分に優しくしてくれる人がよっぽど珍しいだよな… 泣けてくるわ… 自意識過剰だしw
ボカロPなら人気者になれると、高校生には高価なボーカロイドに手を出したもこっち。これも予想通りで虚しかったw

前知識がないとボカロって使いこなせないんだよなw たしか初音ミクが発売した当初にミクの可愛さだけを目当てに買って使いこなせなかった人がたくさんいたとかいないとか。そのあと雑誌の付録のお試し版も出たんだっけ?
あと作詞だけに挑戦しようとして、佐○河内の名前が出てきてネタにするスピードの速さに笑えたw まだ新鮮だなw
もこっちとこみなんとかさんはゆうちゃんと三人でお茶をすることになるが、二人に流れる空気の気まずさが面白い。
桜Trickネタも新しいな。

ゆうちゃんが天使だから何とかなってるけど、今後もこの三人が集まることはあるのかな。
こみなんとかさんがちょくちょく物語に絡んできて、痛くて醜くて気まずいもこっちとの関係が面白い巻だった。
個人的な評価★★★★☆
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