山田孝太郎 三浦勇雄
メディアファクトリー (2013-08-23)
原作ラノベは完結して、このコミック版もあと少しって感じ…
ブレア火山に出向いたルークはそこでほぼ復活しているヴァルヴァニルと遭遇してしまい、背中から剣が生えてくる謎の症状に襲われ重傷を負ってしまった。

意識を失いそうになりながらも必至に生きようともがき、それに応えるかのように助けにやってきたセシリーが希望の光っぷりが半端なかったw

セシリーの天使の笑顔可愛いなぁ。
セシリーの登場で元気を取り戻したルークはヴァルヴァニルの封印が解ける時間稼ぎをするために、より多くの代償を払い魔剣精製をすることにした。
これにより時間稼ぎは成功するも、リサは髪を、ルークに至っては視力を完全に失ってしまった…
さらにセシリーの相棒アリアも多勢に無勢のセシリーを助けるために最期の攻撃を放って死亡していた。

ややダイジェスト気味だったせいもあるけど、ここにきて一気に色々失ってるなぁ… 読んでて精神的ダメージがでかいぞ。
アリアはまだ蘇生できる可能性が残されているみたいだけど、終盤らしい展開だね。
視力を失ったルークはその事実を隠すためにセシリーとの接触を拒み続けた。ところが傷を癒すための温泉で偶然遭遇。
男湯女湯はないらしく普通に裸で入浴するルークにセシリーは後ろから近づき、自分は服を着ているからと
全裸で話しかけた。
その言葉を信じたルークは振り向くが、目の見えないルークは当然セシリーの裸に反応なし…

ルークが視力を失ってしまったことを知ったセシリーの涙とセリフに悲壮感が漂う。
それにルークの前で全裸になったということは、ルークになら見られてもいいと思うくらい好きなんだろ?
それなのにこんなことになってしまうなんてあんまりだ…
さらに悪いことに独立交易都市は宣戦布告されてしまい緊張状態に陥っていた。
ヴァルヴァニルを封印する聖剣の完成が急がれる中、セシリーは覚悟を決めおしゃれをしてルークの元に行きプロポーズをしたのだった。

このプロポーズが全国放送で流れる中、ルークも承諾し二人は無事結ばれたw

8巻は常に犠牲が付きまとう展開だったけど最後くらいは幸せなシーンが描かれていて安堵した。状況が悪すぎて危うくやさぐれるところだったw
相変わらず良コミカライズだし、急展開の怒涛の展開で最終回が楽しみになる巻だった。
個人的な評価★★★★★
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