柊 裕一
スクウェア・エニックス (2013-07-22)
サキナのクラスに転校してきた同じくゾンビッチの「
八城シン」。サキナはシンに学校を案内することになるが、やっぱり変態勘違いネタが面白い!
始めは、生存本能から心拍数低下時に変態的勘違いをするという触れ込みだったのに、今や自らぐんぐん妄想をしようとするからサキナの変態さ加減に磨きがかかっているw

学校案内時はまだシンがゾンビッチだと知らないのにこんな妄想をしながら案内していたなんてドン引きだねw
このシンに真剣に告白されたサキナは、片想いの相手小春にゾンビッチであることを打ち明け受け入れてくれるかどうか覚悟を決めていた。
そのため万全の体調にするために、待ち合わせ場所の公園にあるあらゆるもので妄想を繰り広げていて真面目ムードが台無しだった。しかも子供をネタに使うなよなw

覚悟を決めながら軽く下ネタを振って小春の反応を確かめるサキナだったが、ここでは別の方向性の勘違いが発生していて、不憫だった…

下ネタを受け入れてもらいたいサキナと、サキナは真面目で下ネタが嫌いと思い込んでる小春は内心受けながら否定的な反応を示していて、この勘違いは可愛そうだ…
こんなことになり元気のないサキナを買い物に誘った友人はいいやつだった。なのにサキナはいつものサキナだったw
自分を心配してくれる友人をレズSM好き+NTR好きという目で見るなんてww

「
初プリ」を「ネトリ」と読んでしまうなんて無茶しやがってw
シンとの動物園デートに1度だけ乗ったサキナは、ゾンビッチ同士二人して変態妄想デートをしていた。同じ種族だけあって相性がぴったりに見えるのはいいことか悪いことか…
デート中に披露したサキナの妄想力は同じゾンビッチであるシンですら驚くレベルで笑えたw ほんと残念ヒロインだな。
ここまで何でもかんでもエロに結びつけてしまうなんて、平常時の日常生活に支障がでるんじゃないだろうかw
巻末には作者による過去の読切が収録されていたが、この人勘違いネタ描くのうまいね。2作収録されていが、どちらも面白かった。漫研の話は連載でも読みたいレベル。
同じゾンビッチの登場でゾンビッチと人間の違いに悩むサキナの恋の行方と、留まることを知らない妄想力の上昇が面白い巻であった。
個人的な評価★★★★☆
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