PEACH-PIT
集英社 (2013-07-19)
アニメの1話はダイジェストで一見さんお断り状態だったけど、2話以降は面白い。真紅も復活したしドールたちのかけ合いも楽しみ。
不思議で独特な雪華綺晶の世界を進撃する二人のジュンとみっちゃん、そして真紅たち。敵の世界なのに途中、安全地帯や味方キャラらが登場するのも謎だね。
味方キャラのうちみっちゃんをサポートしてくれるドールは雛苺ぽさを感じた。

水銀燈は蒼星石から正式のローザミスティカを譲り受け、優しさみたいな感情が出ていた。一人残される双子の翠星石に伝言を残そうか提案したりと、らしくない配慮があって水銀燈は初期のボスキャラ改め今やダークヒーローになっているなw 蒼星石の元マスターも救出するしw

中学生ジュンは真紅と金糸雀を追い、大学生ジュンは翠星石の救助に分かれて進んでいた。
歯車で動く不気味な虫に襲われている真紅達にやっと追い付いたジュンは、その歯車のズレを見抜いて修正し、味方にしてみせた。

中学生ジュンがこの世界の構造みたいなものを本能的に理解できるのが今後の伏線のようだ。そしてやっぱり味方にできるというのもポイントだろう。
大学生ジュンはみっちゃんと出会い一緒に翠星石を助けようとするも、味方ドールを信じることができず失敗し敵に連れ去られてしまった…

これは何となく翠星石にマイナスのフラグが立っている気がするぞ…
最終的には皆合流するが、金糸雀は薇切れ。みっちゃんが持っていた金糸雀の薇は捕まったときに荷物と一緒どこかへ行ってしまったため、ジュンの携帯から自分の携帯に電話をかけてその場所を探ろうとしてみた。
その電話に出たのは鳥海w
しかし鳥海は自分ことをジュン、ジュン本人のことを鳥海だと思い込んでいた…

とても痛い人になっているが雪華綺晶に利用されているためだと信じたい。
鳥海は「お父様」になりローゼンメイデンたちを正しく造り直すと言っていたから、だから雛苺っぽい味方がいたりしたのかもね…
雪華綺晶は繭の中でめぐと融合しようとしていた。
めぐは雪華綺晶がマスターをコレクションする本当の理由を雪華綺晶の心の弱さの面から言い当て、現在の敵のボスよりも上を行く黒さだったwww

しかも自分を生かそうとする水銀燈に絶望をプレゼントするために、雪華綺晶に自分の体を提供することにしたし、完全に心が病んでいる。邪悪すぎ。
ただ、これで雪華綺晶がドールのボディではなく人間のボディを手に入れるわけか… どうなることやら…
雪華綺晶の城に侵入したジュンたちと水銀燈は、そこで真紅たちは自分たちが生まれたばかりのときに見たはじまりの空を見たのだった。
ここで過去編に突入なのか、まだ作られたばかりの純粋だったころの真紅とすでにやさぐれている水銀燈の話が始まった。ローゼンメイデン誕生時のエピソードが続くのかな?

今回はバトルがほぼなく物語の進行を優先させているように感じたが、めぐと融合してパワーアップしそうな雪華綺晶、蒼星石のローザミスティカで精神的にも成長した水銀燈、そんな水銀燈に珍しく肩を並べる真紅、展開的にだいぶ緊張状態だしそろそろバトルがありそうだから次回期待しよう。
個人的な評価★★★★☆
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