志賀伯
メディアファクトリー (2013-05-23)
たまたま書いた官能小説を出版社のコンクールに投稿したところ大賞を受賞し、めでたく官能小説家デビューすることになった14歳の女子中学生
道長花。

花の家族はバイトをがんばりながら司法試験の勉強をする兄と幼い妹×2の4人家族で、花の印税は美味しい物であった。
だけど狭いアパートで原稿用紙に妹たちの面倒を見ながら妹たちに知られずに官能小説を書くのは困難w

しかも大賞を取るだけの実力があるせいかエロ妄想が豊かすぎるw
だから学校での授業中や休憩時間などを使って書いてたけど、クラスメイトをえっちな目でしかもかなりマニアックで妄想をしながら見ていて真面目な雰囲気とは裏腹に変態少女であった。
クラスメイトの
園田さんをモデルに官能小説を書くことにした花だが、ひょんなことから仲良くなってしまい、本当にいい子な園田さんと花の妄想世界の変態ビッチ園田さんのギャップが面白かった。
でもうまいこと表裏一体になっているというか、こんな真面目な園田さんだからこそ…と思えてしまい笑えたw

さらに園田さんは妹たちに懐かれ花の家にやってくることになったが、机には園田さんをモデルにした官能小説の原稿が置いてあってなかなか愉快なシチュエーションであった。

花は男子生徒に告白されたが、その男子は花の官能小説の処女作を持っていてその本の面白さを花に熱弁していてクソワロタwww

どっちも恥ずかしすぎるなw 照れまくる花は可愛かった。
家ではしっかり者のお姉ちゃん、学校では真面目な文学少女、やってることは変態妄想という様々な側面を持つヒロインの思春期らしい感情の豊かさと表情の変化が楽しい作品であった。
個人的な評価★★★★★
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