あずま きよひこ
アスキー・メディアワークス (2013-03-09)
この間買い物に行ったらダンボー・ミニのコラボバージョンを売っていたから衝動的に買ってしまった…

でも満足!
綾瀬家の留守番をするよつばはまるで自分の家かのようにとらを迎え入れておもてなしをしていた。人の家なのにここまで自由奔放に過ごすのはよつばらしいw
そしてとらからちょうちょ結びを教えてもらうところは、とらが後からよつばの小さな手を取りながら教えていて、すごい懐かしい気持ちになたった…

とらとよつばのこの手の大きさの違いでしんみりする。ちょうちょ結びも小さなころはできるだけで嬉しかったなぁ… あの頃は何もかもが楽しかった…
青色のペンキを勝手に使ってリビングの床や廊下を汚してしまう話では、床や手についたペンキがもう取れないと思い込んでしまって焦るところが可愛かった。
これは悪気がなくても悪いことだし、それを思ってかとーちゃんが「とれない」といじわるを言うところも面白かった。

結局はアルコールで取っただんだけど、記念として廊下によつばの足跡を一つ残しておくとかいい父親だと思った。
俺も小学校低学年か幼稚園のときに手形と足形取ったけどあれどこにしまってあるんだろうか… 当時は手足が絵具で汚れることに嫌悪感を抱いていたけど今となってはあれは良い思い出作りだったと思う。
ハロウィンの話ではよつばがかぼちゃのコスプレをしていて可愛かった。ハロウィンというイベントが身近じゃないからいつものような懐かしなどは感じなかったけど、こりゃまたよつばとグッズのバリエーションが増えそうだ。
トリックオアトリートのよつばのいたずらの内容もしょぼくて微笑ましかった…
キャンプの話は今回のメインだったように思う。
えなとみうらそしてやんだも同行し、やんだの存在に嫌悪感を抱くよつばだが、やんだのギャグに大笑いするあたり子供だなw やんだもいいにーちゃんじゃないか。
キャンプ場ではテントを張ったり、ハンモックを掛けたり結構本格的だった。ハンモックは憧れるな。一度寝てみたい。
ハンモックで遊ぶ子供たちも大はしゃぎでいい絵だった。特にキャンプ初体験のみうらの知識は偏っていて面白かった。火は石で熾すとか、水は穴を掘ってビニール被せるとか無人島生活のような知識を披露していた。
みうらはちょっと大人ぶってるキャラだけあって、こんな子供らしいギャップが見えてよかった。みんなで作るカレーもそりゃうまいだろう。
やんだと子供たちでの森の探検も、やんだのいたずらでみうらが過剰に驚いたりして臆病で可笑しかったw

みうらはキャンプに対してどんなイメージ持ってるんだろうw
あとは拾ったドングリでネックレスを作ったり、焚き火でマシュマロを焼いたり、貴重な体験だと思う。
決して特別なことではないのに何でこんなにも楽しそうなんだろう。
よつばとえなとみうらは寝袋にくるまって一緒に寝ていたが、寝袋にくるまっている姿は三人とも可愛いな。。

夜子供たちだけで寂しくなったよつばがとーちゃんを泣いて呼ぶとこは6歳児らしい。成長が垣間見えるとはいえまだまだまだまだ子供だ。
テントで一夜を過ごした翌朝、朝日を見たよつばの最後のページがとても良かった。広い自然に佇むよつばの後ろ姿と、振りかえって「きょうはなにしてあそぶ?」という問いかけ。

まるで読者に問いかけているような質問で、生きることに疲れている大人にはまぶし過ぎる質問だった。
今回も癒しのエピソードばかりで、荒んだ心に潤いを与えてくれる笑顔になれる漫画だった。また次の巻は1年以上先なんかなー
個人的な評価★★★★★
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