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めだかボックス 第183箱「心と共にあるような」 感想 

めだかボックス 黒神めだか (1/8スケール PVC製塗装済み完成品)
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冒頭でついに触れられた善吉の父についての説明。瞳先生は『異常(アブノーマル)』だったのに対し、父親は凡庸だったため、逃げ出したそうだ。この説明を読む限りもう今後の物語には関わってきそうになさそうだ。

善吉も父と同じく凡庸な人間だけど、自分は凡庸を誰かの非凡のせいにはせず、非凡な奴らから、凡庸な自分から逃げないと誓っていた。現実逃避しないという主人公のような覚悟でいいじゃないか。凡人だけど英雄・言彦に挑むという覚悟なんだろうねw 凡人『だからこそ』英雄言彦に勝てるはずだし。

そして生煮・かけがえ・常套の解説の元始まった善吉と不知火言彦のバトルはいい勝負になっていた。不知火の気持ちがわかる善吉は言彦の攻撃を避けることができていた。バーミーやかけがえのあれを善吉も使っているのだろう。

言彦は言彦でめだかやかけがえのような非凡人ならともかく、凡人である善吉に苦戦させられていることにいら立っていた。魔王が村人Cくらいに倒されるようなシチュエーションだもんなw

さらに言彦は善吉の後に安心院を含めた箱庭学園の生徒たちの姿を見ていた。主人公らしく皆の気持ちを背負っているね。安心院さんは命を捨ててまでこれを守りたかったそうだ。

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桃園に封印されたときも不発に終わりはしたが善吉を助けようとしていたし、あれはきっと今回のこれに繋がっているのだろう。死んでもなお存在感を出す安心院さん蕩れ。

言彦は善吉の攻撃を跳ねかえすのではなく避けていた。逆説的に通じる攻撃が直感的にわかるそうだ。凡人だからこそ通じる攻撃だね。

言彦は腐っても英雄なためスタイルにも慣れてきていて、一方で善吉の付け焼刃のスタイルは時間経過とともに生煮からの振動が治まってきてじり貧になりつつあった。

そこで善吉はわざと言彦の攻撃を受け右腕を切断する怪我を負って、言彦の虚を突いた。二度と元には戻らない言彦による攻撃をわざと受けた受けることは普通しない『だからこそ』、とんでもない格差のある逆説的なダメージを狙ったようだった。

ところが言彦は不知火の身体の支配権を一瞬不知火に帰ることで、善吉の攻撃を防いだのだった。腐った英雄言彦、人質とはひどい手だ…

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これで善吉も終わりかと思ったら、言彦の攻撃の手が止まった。これが善吉の狙いで、一瞬だけ支配権を返したなら、その一種の隙を狙い澄ますのが不知火半袖だとわかり合ったそうだ。善吉と不知火のこのわかり合いにはちょっと感動した。生煮が善吉を選んだのは間違いではなかったんだね…

身体の支配権をたぶん若干だけど取り戻した不知火は言彦化している手をくるりと自分に向けた。言彦が破壊したものは二度と修復されないなら、それで自分破壊すればどうなるか?という禁書目録シリーズのような勝ち方だなw 善吉の声が上条さんボイスで再生されたw

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言彦は自分がどれだけ希少かと偉そうに必至で説明するがその手は止まらず、めだかちゃんも再び振動したのか善吉を応援していた。

そうして言彦自らの手で破壊されて完全に消え去ってしまったようだった。闇マリクが身体の支配権を表の人格に取り戻された挙句、サレンダーでによってラーの翼神竜ごと消えたみたいだった。

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言彦との決着はたった1週でついてしまったけど、スピーディだだったし倒され方も単純に善吉に倒されるのではなくこんな搦め手倒されて良い結末だった。言彦の性質を使って言彦を倒すとは思っていなかったし、今週の話は最近では上位で面白かった。

たけどまだこの物語はここで終わりではなく、言彦に半分にされ死亡したはずの梟博士の舌にたぶん「遺」という文字が浮かび上がっていた。

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梟博士はまだ隠し玉があるのかね。重傷+死者多数のままこの章を終わらすわけにもいかないだろうから、その辺りの後始末だろうか。

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多分舌に書いてあるのは「遺」だと思います。

間違ってたらすいません。
[ 2013/02/24 21:27 ] [ 編集 ]
半分の死体で笑う博士にめだかボックスで初めて怖いと思いましたわ…w
[ 2013/02/24 21:30 ] [ 編集 ]
>>名無し さん
「貴」より「遺」の方が現状その方がしっくりきますね。
修正させてもらいました。

>>名無し さん
梟博士の死も思いっきりグロ描写ですもんね…

[ 2013/02/24 22:19 ] [ 編集 ]
ラストの梟博士、少年マンガとしてはギリギリではなかろうかw
そういえば今更ながら今回の不知火言彦って言彦の魂的な何かが半袖に乗り移ったという認識でいいんでしょうか?
[ 2013/02/25 07:57 ] [ 編集 ]
肉体に精神が宿る、という考え方があるし
不知火一族の肉体で言彦をコピー再現すると、精神が言彦になるって感じだと解釈
半袖はコピーする準備をしてたわけだし、多少無理やりでもコピーを完了させると乗り移ったような状態になり
同じ精神が2つ存在はできないから、前の言彦は消えると
[ 2013/02/25 08:30 ] [ 編集 ]
てっきり梟が言彦になるのか・・・?と思ったけど
やっぱこの流れだと全員復活の方かな?

さすがに今の状態で戦うなんてなったらもうヤングジャンプレベルの
グロさだからな
[ 2013/02/25 17:58 ] [ 編集 ]
ジャンプ裏コメントで暁月あきらがめだかのアニメについてほのめかしていたけど、マイナス編確定かな。
[ 2013/02/25 18:55 ] [ 編集 ]
これはもしや梟博士は遺言使いだったりするのか。

戯れ言使いでもあったりしてw

ところで安心院の時からずっと気になっていたんですが、言彦の能力って嘘八百や何かのスキルで最初から分裂してる場合どう作用するのでしょうか
[ 2013/02/25 19:03 ] [ 編集 ]
まさに善吉と袖ちゃんの友情で言彦に打ち勝ったって感じでかなりよかったです

ただ、自分を殴った袖ちゃんの顔面がどうなったかが気になるところですね

言彦の思念らしきものが砕けていたようですが、袖ちゃんはどうなのか気がかり

『善吉はどうせ後で死ぬんだから言彦の攻撃喰らっても喰らわなくても大差なくね?』とか考えてしまった俺はもう駄目かもしれない

[ 2013/02/25 19:25 ] [ 編集 ]
熱い展開でしたね。
今回の善吉は…まさにヒートでした。
凡才が非凡を凌駕する…めだかボックスは邪道的にみえて王道な
話が盛り込まれてますねぇ。

しかし、その一方でここで終わらなさそうなのがめだかボックスらしいですね。
望まぬ環境、足りない資質、それを誰かの所為にしない人吉に共振しましたよ。
[ 2013/02/25 19:34 ] [ 編集 ]
>『善吉はどうせ後で死ぬんだから言彦の攻撃喰らっても喰らわなくても大差なくね?』

実際だからこそ避けなかったってのもあると思うよ
まぁ死んでなくともめだかと善吉は避けなさそうだがw
[ 2013/02/25 20:36 ] [ 編集 ]
>>名無し さん
梟博士はハンター×ハンターのような死に方です。

>>名無し さん
言彦の引き継ぎについての設定は結局されずじまいでしたね。

>>かるま さん
このまま死者を放置だと青年誌みたいになりますね。

>>名無し さん
あの売上で3期があるとうれしいのですが…

>>名無し さん
『遺言使い』はあってもおかしくないと思います。

>>スイーツ食べたい さん
不知火は自分の何を攻撃して言彦を倒したのか突き詰めると謎ですね。

>>破片 さん
天才ばかりのこのマンガで凡人だからこそ勝てるという展開は珍しかったです。

>>名無し さん
だからこそ腕を犠牲にしてましたからね。
[ 2013/02/25 20:58 ] [ 編集 ]
英雄というよりただの憑き物に、怪異に近いものになり下がったな。

善吉は・・・結局一発も攻撃当たらずにだな。
いや、半袖を目覚めさせる為ってのもあるがこれだといつも通りボロボロにされただけだからな。

半分こ変態は・・・何をする気だ?

つーか生煮ちゃんいまだに無傷(笑)
[ 2013/02/25 22:02 ] [ 編集 ]
善吉、メチャクチャカッコよかったですッ!!!!!!
今や善吉こそ新英雄、真英雄ですッ!!!!! もはや言彦は英雄でもなんでもありませんね。英雄なら、半袖を人質をする、予測できた事が予測できない、最後は小物のような間抜けな最期などwww正直、笑えましたwww プギャーだおwwww
そして最後の梟博士。舵樹さんの言った通り言彦より恐ろしい男でしたね。舌の文字は、私にも『遣』に見えました。
[ 2013/02/25 22:19 ] [ 編集 ]
>>名無し さん
言彦は急に小物になりました。

>>蓮沼 さん
今週の善吉はがんばりましたね。
[ 2013/02/25 23:27 ] [ 編集 ]
善吉が凡庸って、クリリンやポップが凡人くらいに無理がある気が・・・
空の境界の黒桐さんや禁書の浜面くん、超電磁砲の佐天さん辺りならわかるけど・・・
『普通』の時ですら、人を抱えて壁を走り、今やスキルも所有してる男には当てはまらんだろ。
[ 2013/02/26 10:27 ] [ 編集 ]
言彦が英雄らしくないってそりゃコピーにつぐコピーしてきたようなもんだからしょうがないとおもうんだ。あと不可逆のもとが壊れたんだからもう治療可能じゃないかね
[ 2013/02/26 12:13 ] [ 編集 ]
コピーというか、幽霊みたいな存在だったようにも思えますね。
半纏院さんが言ってたように、英雄と言っても、その時代によって様々でしょうし、長く存在し過ぎる内におかしくなったのかもしれませんね。

そういえば不知火の里が言彦を保存したのは希少価値からでしたが、言彦自身が自分の存在を後世に残したいと思った理由が語られてませんね。
長く存在するうちに本人も忘れてしまった何かの理由があったら面白いな、と思います。
[ 2013/02/26 21:57 ] [ 編集 ]
管理人さんの記事にもあったとおり(だからこそ)勝負ができた伏線はだいぶ回収できましたね。

凡庸の下りの回想シーンがありましたが…私的には善吉の父親も将来的には登場してもらいたいですね。

今回のバトルシーンは一話で呆気ない気もしますが…まぁ不知火との絆というか友情は感動しましたので内容としては濃いのかもですね…また、言彦は人外と言うか英雄ですからバトル展開もスピーディだったかもですね?

なにしろ、ジャンプの掲げる『努力・友情・勝利』を地で行っていましたね!
善吉はデビルかっけぇ〜です!

〜デビル〜も久々に出た言葉でしたねぇ (^^)

最後に梟博士の死体の描写が気になります…ラスボスは梟博士かな?

コメント遅くなりました…(;´Д`A
次回も楽しみです!では(^-^)/
[ 2013/02/27 19:29 ] [ 編集 ]
再来週Cなんですけど
何かそこで終わるかも
やめてくれ
[ 2013/02/28 00:25 ] [ 編集 ]
遺の文字・・・代用品とかそれっぽいもので済ますのは・・・流石にないか
[ 2013/03/01 17:17 ] [ 編集 ]
ほんと善吉、デビルかっこいいいです。最後の梟博士が不気味ですね。新たなスタイルを使って善吉とめだか達にまた『妥協』に持ちかけるんでしょうかね。怒るという気持ちがわからず、「君はもう義理の娘でもなんでもない失敗作だから、ごめんよ。許してくれ。」善吉・めだか「「ふざけるなああッ!!」」ってな事になりそうですね。
[ 2013/03/01 18:15 ] [ 編集 ]
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