ヒロユキ
スクウェア・エニックス (2012-12-25)
この10巻で最終巻だった… 夢のアニメ化前に終わって残念だ。
さて今回、最終巻だからか人間関係に色々な動きがあった。
中でも未だ一人身の一華と友達がいない冥聖がカップルになったのは予想外な出来事だった。若作りの一華とめんどくさい性格の冥聖のやり取りがいい年してバカップルでウザ面白かったw 別の意味でイラ壁だったw

せなは最後まで安定して可愛いツンデレキャラだった。
愛徒の家に突然遊びにやってきて、愛徒が昼寝しているとその布団に潜り込んで一緒に写メを取って壁紙にしようとしたり、子供のように可愛いかった…

足須さんは自分の漫画のために半年間アシの仕事を休むということになり、愛徒は絶望していた。愛徒も愛徒で足須さんのこと好きすぎるだろw
足須さんも口では気持ち悪がっていても心底って感じでもないし、この二人は何だかんだでお似合いだと思った。
足須さんがいなくなって寂しがっている愛徒にせなは半ば勢いだけどついに告白した。

でもやっぱり素直になれなくて猫が好きと言い直しちゃったしもったいないなぁ。これならりんなの思い描くハーレムルートが一番の正解かもしれない。
独り立ちした足須さんの漫画執筆は思うように行かずにいた。しかし結局自分の描きたい作品は愛徒たちとの日常で、愛徒と自分の関係をネタにした作品を描いたことで連載が決まった。
一度はもう関わらないで拒絶しておきながら仕方が無いと許したし、愛徒のスケベだけど純粋無垢で裏表が無い愛徒のキャラが良かったのだろう。

愛徒は変態だけどパンツへの愛は占いができてしまうほど強く、そこら辺がプロの漫画家としてやっていける理由なんだと思った。バクマンで言うと計算型ではなくエイジのような天才型だ。
足須さんの連載が決まり愛徒のアシは結局というか当然辞めることになった。愛徒は涙して悲しんだが、足須さんが新たな仕事場として選んだのは愛徒のアパートの隣の部屋だったww

足須さんは愛徒のいい保護者だね。出来た子過ぎる。何だかんだで愛徒のことを決して見捨てないし、心配したりもしてるし。感性が少しおかしいところも愛嬌だ。
愚かな愛徒をクールに突っ込んだり無視したりする足須さんとのやり取りはいつも笑わせてもらった。そして愛徒のパンツへの異常なまでの愛が面白い漫画であった。
ぜひ第二部も描いて欲しい。
個人的な評価★★★★★
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