シオミヤ イルカ
講談社 (2012-12-07)
今回は早蕨薙真の過去話から始まり、なぜ零崎を恨むのかという理由が説明された。
殺し屋として自信を持っていた早蕨三兄妹だったけど、さらに強い本家の人間や零崎が襲ってきてせっかくついた自信が砕かれ、弄ばれるように傷つけられ気の毒なくらいだった。

そして妹は実の兄に恋心を抱いていて、昨今の妹系ラノベ・マンガに引けを取らず可愛かったし、エロかったw

こんな可愛い妹が殺されればしりゃ零崎を恨むだろう。
話は現代に戻り、零崎を恨む早蕨は双識の元に、人類最強と言われている女を仕向けてきた。
どうせ双識さんならこれまで通り人間試験とか言って余裕で勝っちゃうんだろうなと思っていたら、超絶にビビっていて衝撃的だった!

本気で逃げ出すしカイジのようにぐにゃーとなるし、自慢の挟みで首を斬ろうとしても首の固さで挟みが折れるし、爆破しても無傷だし、これまで頼りになる兄だった双識がここまでの醜態をさらすなんて予想だにしなかった。
もしもここで双識が殺されれば、伊織を救えないし一賊が総力を上げて人類最強と敵対しなくちゃいけなくなるしで大変なことになる中、双識はどう切り抜けるのか次回が気になる。
そして伊織は薙真に襲われている最中で、化物として殺されるか、人間として自害するかの選択しを強要された挙句反撃に出て腕を切断されていた。

こっちも猶予が無い状況で、早く次回が読みたくてしょうがなくなる内容だった。
個人的な評価★★★★★
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一巻から手探り状態っぽかったんですが
三巻から全体的に疾走感と緊迫感が出てきてすごい良い感じに仕上がってますね