貞本 義行
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-11-02)
もうすぐ映画も公開だ。見に行くかBDを待つかはわからないけど見れるその日が楽しみだ。
角川コミックスの限定版は通常版より早く発売されるから限定版を買ってきた。冨樫とこの人は人を待たすのがうまいねw
限定版には3つの特典があった。
まずはイラスト集。

白黒というのは少し残念。
次に3Dミニポスター。

画像じゃわからないけど、胸や脚が飛び出して見える。
最後にポストカードセット。

こちらはカラーで、イラスト集感覚で楽しめる。
これだけついてこの値段ならそう悪くないと思う。
本編は引き続きクライマックスシーン。完結に向けて常に盛り上がっていて、主要キャラもリタイアしていき、エヴァという物語もどんどん壮大になっていって常に目が離せない展開ばかりだった。
アスカのピンチを助けに来たシンジは初号機で量産型をバッサバッサと斬り倒し無双状態だった。助けに入るタイミングなどさすが主人公と言わんばかりの活躍だった。
ところが敵さんは復活して救援に来たシンジくんはピンチに陥ってしまった。量産型は見た目も怖いし、それがこんなにいたら恐怖だね。

碇指令はレイと共に地下に向かったが、そこには裏切りのリツコがいた。最初のころは日常パートで楽しく過ごしていたのに、こんな鬱展開になってしまうとは恐ろしい物語だ。だからこそ面白いんだけど。

リツコはゲンドウを殺そうとするも、母のマギに裏切れ失敗し返り討ちにあった。こんな救われない最期なんて哀れだ…
ピンチの初号機はここぞとばかりに覚醒して翼が生えてきた。さらにロンギヌスの槍も戻ってきて、量産型たちは本来の役目を果たすべく初号機を祭り上げて行った。


地下のリリスだとか、こういうところから物語がよくわからなくなってくよね。しかしホライゾンもそうだけどなぜか面白く感じてしまうw
エヴァがあったからこそ、その後の作品で意味がわからない最終回が良いみたいな風習が生まれたのだろう。
地下のゲンドウはレイの服を丁寧に脱がしていって全裸にさせた挙句、胸を触っていてそこだけ見ると変態的だったw

こういうちょっとしたエロスもエヴァのおかげでその後の作品で増えた気がするw
だが、その後レイに拒まれたゲンドウは惨めだった。これまでずっと大物ぶったキャラだったゲンドウの人間臭さが垣間見えてなんだか切なくなってしまった… 見た目小娘に捨てられるなんて…
綾波は地下の巨人と合体というか確か一つに戻り巨大化した。量産型エヴァも綾波の顔になり気持ち悪かった。初号機もロンギヌスの槍と合体して樹になっていた。

この辺りから設定が完全にどうなっているのかがわからなかった。シンジくんの好きな世界にできるということなのか?エヴァの設定難しすぎ。
そしてシンジが過去の思い出を回想して終わった。
この調子ならもしかしたら次巻最終回かと思ったけど、作者コメントではまだまだ続くとあるしどうなんだろう。
よくTVでCMのあともまだまだ続くよと言いながら予告とエンドロールで終わりということが多々あるがそのパターンだろうか。
でも個人的には漫画版ならではの驚きの展開を期待していたりするw
はたして期待の14巻はペース的には何年後になることか、また長い時を待とう。
個人的な評価★★★★★
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