瀬口 たかひろ
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-10-24)
砂漠化を促進する犯人はなんと驚くべきことにこすもすが大好きだった優しいお兄ちゃんである雷太であったというのが前回までのあらすじ。
本性を現した雷太にこすもすはまだ信じられず心が折れていた。
雷太もこすもすに事実を突き付けるためにそよかぜを本当に殺害するし、今回もなかなかエグイ内容だった。

イカロスのカードも持っていて強いはずの守形もカードを弾かれ、捕まりピンチに陥った。しかし頭のいい守形はわざと捕まっていてポケットにもう1枚忍ばせたカードで攻撃しようとしていた。
やるじゃんと思ったけど、雷太はこすもすや町の皆にそうしたように守形の記憶を改竄してカードが2枚あると思わせていた… 本当は1枚しか持ってないのに…

なんのモーションもなしに記憶を改竄できるなんて、雷太強いね。こんなことができるなら敵を味方にもできるし、死神漫画の敵のボスみたいなことができるじゃんw
そよかぜも守形もやられてしまい困ったことになったが雷太も知らないローブの人が現れそよかぜを使い魔として蘇生してみせた。きちんとそよかぜとしても人格も記憶もあるし、普通に復活と言っても差し支えなしだった。

何も考えていないから記憶の改竄が通用しないそよかぜと、記憶の改竄は同時に一人までしかできないと見破った守形のコンビは強く、なんとか雷太を撃退することに成功した。しかし雷太は去り際にこすもすから自分の記憶を消していった… 何でだろう。
そこからは多少の日常回があったけど、雷太が砂漠という天国を目指す理由があると思われる秋風荘のこすもすも知らない206号室が出てきた。部屋は黒くてよくわからなかったけど、何やら点滴みたいなものがあったし誰かが寝た切りなのかもしれない。雷太は実はいい奴だったオチだろうか?
力を付けてきたこすもすに危機感を抱いた雷太は、守形に総力戦を仕掛けてきた。こすもすには手が出せない理由があるらしいけど何なんだろうね。

こうなってくると雷太はラスボスって感がしなくなってきた。サンスケもいるし。まだ黒幕がいそうだ。
あと日常回でこすもすがイタズラ的にされた化粧がヴィジュアル系なのに無表情でクソ笑えたwww
個人的な評価★★★★☆
- 関連記事
-
下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!
