山田孝太郎
メディアファクトリー (2012-08-23)
今回は原作の5巻から10巻の途中までの内容を含んでいるそうだ。よくそんな長編をここまで短縮して違和感なく仕上げたものだと思う。しかもきちんと中身も濃いしすばらしいコミカライズの一つだ。
セシリーたちが住む世界に40年以上ぶりに不吉な予感のする地震が発生した。この地震でルークはヴァルバニルが封印されているブレア火山に本物の聖剣を見に行くことを決意した。これまで見に行かなかったのは危険とかトラウマとかそのためだろう…
一方セシリーは母から「聖剣の鞘」の家系であることを教えられていた。これは祖父の代から遺伝して続くものでセシリーの家系の者が悪魔契約すれば魔剣化してヴァルバニルに有効な一撃を与え封印の時間稼ぎができる剣になるそうだ。
セシリーは刀鍛冶が聖剣を作ることができなかったときに、命を生贄に聖剣となり封印を長引かせる役目を負っていたのだった。

セシリーこれまで一般人だと思っていたのに、こんな辛い家系だったとは前にレ○プもされたし不憫すぎる娘だ…
しかしこの呪いを解呪する方法があって、それはルークが聖剣を完成させることだった。だからセシリーはこの過酷な運命をまったく気にしていなかった。
ルークとセシリーが相思相愛すぎて、もうここまで来たら応援せざるを得ない気持ちになった。

しかし魔剣の鞘セシリーを狙った怪しいやつらもやってきていた。『銘無し』の魔剣が新たに登場した。いつものサービスシーンはこれくらいだったがこのシリアスばかりの展開であっただけでもすごいことだろう。

初代ハウスマンは非人道的な実験をしていたことが明らかになりその中に、悪魔と人間の女性に性交渉させ子供を産ませたという話があった。それを聞いた魔剣アリアは自分もお母さんになれるかもしれないと考えていて微笑ましかった。
ちなみに悪魔と人間の子には性別がないそうだからシーグフリードに性別がないというのはそういうことなんだろうね。
アリアはなぜか魔剣化することができなくなっており、霊体が多いところでリラックス中に「銘無し」らに襲われ誘拐されてしまった。「銘無し」がアリアと同じ風の魔剣というのが気になる。
誘拐された後アリアは銘無しから魔剣化できないのは剣としての寿命だからと告げられた。さらにアリアのように自我を持って芯を持った魔剣に敬意を表し一回限り魔剣になる方法を教えてもらっていた。
アリア死んじゃうんだね。きっと仮面ライダーWのフィリップみたいな感じで消滅して、都合良く復活はしないんだろう。「銘無し」が同じ風なのがやっぱり気になるけど。
アリアは一人真っ先に駆けつけたセシリーに助けられたが、今後どう対応するんだろう。

ルークは暑いはずの火山で氷の一角を発見しそこで聖剣っぽいものを発見した。このミスリードっぽい展開でホモのっぽくない気がするな。でも物語も終わりに近づいてるしそんな暇ないかもしれない。
今回も物語的にすごく面白かった。
個人的な評価★★★★★
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