原 つもい
アスキー・メディアワークス (2012-07-27)
平安時代の鎮守神の末裔である主人公
厚志と鎮守神の一族を守るために立てられた神社の娘で幼馴染みの
由希。そんな関係であるために厚志は由希に対して絶対順守のまるで何度でも使えるギアスのような呪文を使う能力を持っていた。
厚志はどちらかと言えば気弱でパッとしないヘタレ系主人公だったけど、由希は性格も良く気概のあるおしとやかで清楚な美少女だった。
二人は実の兄妹のように育ち両想いのようだったけど、厚志はヘタレゆえ告白しても呪文で由希の告白されたという記憶を消したり、由希は父親からそういう関係になることを禁じられたりでじれったい関係だった。
呪文は本当に万能で何でもできた。記憶を消したりすることはもちろん、パンツを見せることを要求したり、致命傷を自己再生させる物理現象の枠を超えた命令まで可能だった。

倫理の問題だけど、悪用できまくりだね。厚志がDQNじゃなくてヘタレだったのがどれだけ幸運なことかw
呪文は悪用せずに、由希が持ち前の正義感で危険なことに関わろうとするのを止めたりなど健全に利用されていた。この主人公は何気にメンタル強いね。誘惑に駆られながらも悪用しないし。
厚志は気弱ではあったが、由希がDQNに連れ去られて恥ずかし写真を撮られそうになったときは一人乗りこみ救出した。

そんな感じで、この二人はいいコンビだった。
サービスシーンはわりかし豊富で、表紙をめくった最初のカラーページはいきなり由希の全裸だったし、本編中も巫女服への着替えシーンとか、プールで常世に引っ張られたときにTo LOVEるが起きたりとか色々けしからんシーンが多かった。カーテン越しにシルエットでの着替えとかも地味に良かったし。


厚志の神様としての力は呪文の他に、木と会話する能力を持っていた。まぁ使えなくもない能力なんじゃない?あとは、厚志がやったのか厚志と通じた木ががんばったのか、夏に桜が咲いたりもした。

この現象を学校で披露し、神様として認知されたようだった。神様は人々のお願いを聞かなきゃいけないらしく、厚志もその義務を負うことになった。しかし市役所がそんな業務をしていたのは笑った。神様を管理するのが公務員ってどうなのよw
巻末の番外編では乳首券が発行されていた…
本編でやれよ!

しかし由希の部屋に下着泥棒に入って、風呂上がりでタオル一枚の由希と遭遇して、呪文で動きを停止させてその身体を観察するとはとんだ神様だ…
次回予告で「巫女はパンツはいてない!?」とあったけど、プールの話で巫女服の下にはいてたじゃん…
でも予告でも脱ぎまくってるし、次回もやばそうだなw
- 関連記事
-
下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!
