勇人
スクウェア・エニックス (2012-07-25)
両親を亡くし、現役女子高生でありながら質屋の店長をする
雫はサイコメトリーのような物の声を聞いてそれを他の人にも聞かせることができるという不思議な能力を持っていた。
この力を使って質屋にやってきたお客さんの品を見て、その思い出や込められた気持ちを読み取り買い取らないという心温まる内容ながらも、質屋の経営どうなってんだよと思う平和でほんわかとした物語だった。


オカルトな力は出てくるけど、雫の周りの大人達や学校の友達、幼馴染みみんないい人ばかりでとても癒された。世間がこんなに平和ならいいのにとしみじみと思った。
他にも学校のピアノが音楽の先生を慕っていたり、女の友情物語があったりと雫の能力はまわりに幸せを振りまいていた。自分が大切にしているものとかの気持ちがわかったら確かに嬉しいね。日本には九十九神という概念があるから、なおさらそう思う。
小さいころはこの力が嫌いだったようだけど、何かをきっかけに好きになれたようだった。この力の詳細は次回だろうか。
雫の幼馴染みで同級生の
翔太の家は銭湯を経営していて雫も常連のようだったが、雫は全裸で翔太の前に現れるくらい馴染んでいてうらやまけしからん状態だったw

高校生にもなって羞恥心とかないのかよ!翔太は普通の反応だけど、雫はもう何か一線を越えている感じがするw
ただそこは幼馴染みだからでどうにか納得できた。もう家族のような関係なんだと。
だけど後半、学校の友達と一緒に銭湯に行って、翔太に胸の大きさを比べて貰うなんてことをしていてわけがわからなくなったw

翔太のこのいじられキャラみたいなポジションが羨ましいね。綺麗な姉にも愛されてるし、主人公の素質がありそうだ。
雫は能力以外にも少し変わった人間らしく、パンツを頭に被って遊ぶ少し残念な子でもあった。

これに対しては羞恥心を抱いているからますます意味がわからない。
でもそんなところもひっくるめてなかなか可愛い主人公だった。
個人的な評価★★★★☆
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