水無月 すう
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-07-23)
今回は珍しく全編に渡ってエロギャグ回だった。シリアスだけの話は1話もなく、ギャグの間に突然シリアスなシーンが出てくるくらいだった。
表紙のカオスが微笑ましいから、カオスが救われる話があると思っていたけどそんなことはなかった。しかしカオスを救う話への布石みたいなものがあって、嵐の前の静けさみたいな感じだった。
前に文化祭の話か何かでバンド対決をしたとき登場した他校のお金持ち義経が今回再登場した。こんな一発キャラっぽいやつが再登場とは不意を突かれたなw
そして義経は智樹と対決し、スカートめくりの快感に目覚めてしまった。たったこれだけでただの嫌味な奴から愛されキャラに変わった気がするw

しかしその代償に義経は最愛の妹に嫌われてしまった…
妹との和解に一役買ったのは守形で、捨て身で義経とその妹の仲を修復させた。義経はスカートめくりに目覚めた変態に成り下がったが、妹も妹でブラコンで自分のパンツを兄に見せる変態であったw

兄のことが好きゆえの暴走にも見えるけど、縞パンとはあざといなぁ~ でも可愛い妹だ。
この兄妹はお金持ちゆえ、守形という名前をはっきりと知っていた。そして守形先輩のことをその守形の次男坊と言っていて、意味深だった。

河原でテント暮らしをしている守形先輩だけど、実家は年収100億の義経の家と同規模のヤバさなんだろうか…
アストレアはケーキがあると智樹に家にお呼ばれして行ってみれば、すでにケーキはなく、おにぎりが出てきた。
ケーキをすごく楽しみにしてたのに、おにぎりが出てきたときのアストレアの表情が儚げで可愛かった。何だろうか、まるでよつばと!を読んでいるよな気分になる可愛さだった。

一人1個のはずのケーキを一人で4個も食べたのはニンフで、アストレアと姉妹喧嘩が始まった。本来ニンフより強いはずのアストレアだが、自慢の剣も盾も壊れていて、ニンフに大敗してしまった。
末っ子だからとニンフからぞんざいな扱いを受けるアストレアはいじけたが、智樹に励まされ元気を取り戻した。
そして自分の妹であるカオスを助けることを決意した。アストレアは単純ゆえにまっすぐだから精神論でカオスを救いそうで楽しみだ。どうやら進化もしそうな感じだったし、次回かな…

シナプスでは例の男が仲間を始末しようとしていた。理由は起きてるのに飽きたから眠りたいと言ったからだそうだ。シナプスでは眠ることはタブーなのか?
さらにこの男はハーピーたちにイカロスを始末してこいと命じてきた。戦わなくても戦力差は明らかなのに、命令した。つまりは負けてこいということだ。
ただ虐待して満足したいだけのようだし、ほんと悪いやつだ。
個人的な評価★★★★☆
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